2018年9月30日(日)

 

 本来は栗東編集部・小林が担当している関西版「切り札 今日のターゲット」の中から1頭ピックアップするコーナーですが、秋のG1シリーズ開幕戦!ということでスプリンターズSにも言及したいと思います。

中山11R 第52回 スプリンターズステークス

ファインニードル

 セントウルSが余裕を残した仕上げで、別定58kgを背負いながらお釣りを残してV。前哨戦として完璧でした。馬場や展開を問わないという点も大きな強み。今年は国内で3戦3勝と無敗。現場から「春は目に見えてグングン良くなっていたが、今回はそこまでではない」との報告もありましたが、これは馬が完成の域に達したものと考えています。

 恐らく1番人気。面白くない予想なのは重々承知です(笑)ただ、それ以外は人気が割れそう、つまり色々な馬に可能性があると考えられている。皆さん、俺はコレ、私はコレといった本命がいるでしょう。ただ、ファインニードルを外して馬券を買うという人は少ないのでは? 軸は堅い。肝心なのは相手探し。組み合わせ次第では十分に美味しい馬券にありつけます。

 

アレスバローズ

 北九州記念は確かにうまく流れも向いたが、それ以上に立ち回りの巧さが光った。北九州記念をトップハンデで勝った馬は2008年のスリープレスナイト以来。ちなみに、同馬はCBC賞→北九州記念→スプリンターズSと芝1200m重賞を3連勝しました。今回もいい枠を引いたし、レースもこのままインで立ち回って脚を溜めたい。あとは前を捌けるかどうか。

 

ダイメイプリンセス

 人気、ないですね。ベストは1000mと思われているのか。坂があるコースに不安を感じるのか。夏3つ使ってきたローテーションから疲れが心配されているのか。北九州記念のハンデはアレスバローズより1kg軽い55kgでしたが、セックスアローワンスを考慮すると実質トップハンデとも。コース取りの差を考えると、あの0秒2差は好内容。距離に関しては問題ありません。ここ2週の動きを見る限り、デキ落ちの心配もないと思います。直線の坂を克服できれば。

 

券種 買い目
ワイド ⑧━⑤⑥