ひとり勝負レースGP(仮)
~日曜の狙い目~
藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった
週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。
10月3日(日曜)
中山 11R スプリンターズS
◎ 9 クリノガウディー
29日の水曜日。栗東坂路で調教取材を担当する競馬ブック・丹羽TMと仕事のことで電話。気になっていたクリノガウディーについて聞いてみると、「セントウルSの時は物足りなさがあったんですが、ひと叩きされて迫力が出ましたね。かなり良くなっていますよ」との返事。もともと攻め駆けするタイプではあるが、水曜の坂路ではラスト1F11秒4をマーク。映像を見ると、手前を替えて真っ直ぐに走っていない中でこれだけの上がりを叩き出したことを知った。
斜行し、他馬に迷惑をかけて④着降着となったのが20年の高松宮記念。そんな中京コースで岩田康誠騎手にスイッチしてから2連勝。過去を乗り越え、セントウルSでは急流に付いていっての価値ある③着。実戦でモタれ癖を出さなくなった点からも鞍上が手の内に入れているのは明白。個人的にはGⅠ朝日杯FSで②着もあり、右回りの方が走りがスムーズな印象。状態も上がったとなれば、待望のGⅠ制覇は可能と見る。
買 い 目 | |
単 勝 | ⑨ |
3連複(1頭軸) | ⑨-④⑦⑪⑫⑬⑭⑯(21点) |
☆おまけ☆10月3日(日曜)
盛岡 11R ダービーグランプリ
◎ 11 ギャルダル
おまけのレースが“凱旋門賞”ではなく、“ダービーグランプリ”であるのは私らしいということでご容赦を(JRAの馬券投票システムで買えます!)
戸塚記念で本命にしたのだから簡単に評価を下げるわけにはいかないギャルダル。その前走は当面のライバルと目されたキャッスルトップの逃げ脚が鈍るのが予想外に早く、2周目の3コーナーで先頭に立つ形。舞台は川崎。パートナーの御神本騎手は後続を待たずに仕掛けてリードを広げたのだが、最後の最後にセイカメテオポリスらの末脚に屈して④着。それでも、最も中身の濃いレースをしたのがギャルダルであるのは間違いない。ちなみにギャルダルにとって前走は初めて馬券圏外に敗れたレース。といっても②着とはハナ+ハナ差。仕掛けをひと工夫すれば勝ち負けして不思議はなく、また目移りする豪華メンバーが揃っただけに馬券の軸として狙える安定度の高さも魅力だ。
買 い 目 | |
単 勝 | ⑪ |
3連複(1頭軸) | ⑪-③④⑤⑦⑨⑫⑭(21点) |