藤原有貴 7月10日の推奨馬

ひとり勝負レースＧＰ（仮）

～日曜の狙い目～

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

7月10日(日) 福島 12Ｒ

彦星賞（ダ1,150ｍ）

　⑮コスモノアゼットは昨秋、距離を縮めてから③①④③着。以前は折り合いに苦労していたが、短距離の速いペースならリズム良く走れるから大崩れがない。高く評価したいのが前走の中山戦。逃げ切ったハコダテブショウ（次走の3勝クラスも優勝）が作り出した前半3ハロン33秒1というハイペースを早めに追い上げて③着。直線で多少、内にモタれる面を見せたが、ゴールまでガクッと脚が鈍らず、走り切れた。当時、接戦を演じた②着馬は既に2勝クラスを卒業。比較からもここは通過点のはずだ。

　久々の割にやや攻め量は少ないが、気性に繊細さが残る分、個人的にはソフト調整で良しと見る。懸念材料は外枠に入ったこと。前に壁を作れず、抑えが効かなくなるのが最悪のシナリオ。それを避け、ハナを切るであろうブルースコードの外につけて上手に我慢さえ利けば勝ち負けに。