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藤原有貴 2月26日の推奨馬

ひとり勝負レースGP(仮)

曜の狙い目~

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

 

2月26(日) 中山  12R 

4歳以上2勝クラス(ダ1,800m)

 

◎  11  キタノセレナード

 

 食料品、電気代、日用品などなど次から次へと値上げRUSH!!口を突いて出てしまうのが恨み節であり、不平、不満。値上がりして辛いのは自分だけでなく、皆同じ。共感を得られるのはほぼ間違いなし!単勝100円元返しレベルである。だから、どこか会話の糸口、まくらとして利用していたりする。

 

そんな値上げで苦しいよねえ~という話を場末のBARでしていると『愚痴ばっかり言ったら心腐るよ』とカウンター隣の席の女性に怒られた。女性の名前はファンさん。シンガポール出身。バイリンガルで現在は都内の貿易会社に勤務。日本酒と日本食好きが高じ、日本で居酒屋を経営するのが夢なのだとか。ウイスキーをチビチビやりつつ「これを飲むために仕事してるんだよなあ~」と僕が言えば、『仕事するの、お酒のためじゃないよ!あなたの未来のためよ』とまたもや強烈なカウンター!!いやあ、矢吹ジョーばりのクロスカウンターを決めたいが、言葉が見当たらない。

 

そんなファンさんの趣味はソロキャンプなんだとか。どうしてキャンプを始めたんですか?と聞くと『心をリラックスさせて都会の喧騒から離れるんです』ファンさん。続けて『山野の音を聞いたり、日が沈めば夜景を見たり、すべてが最高の時間です』と日本人の僕よりも綺麗な言葉でアンサーしてくれた。

 

『フジワラさんはキャンプには行かないんですか?』ファンさんから質問。もうキャンプなんかもう十数年行っていない。今、自然と触れ合う瞬間と言えば・・・・・・あっ!

 

「ええええ、山ではないんですがね、しょっちゅう、キャンプみたいなことはしてますよ」と答える僕。

 

矢継ぎ早に『それは海ですか』ファンさん

 

『オーシャン!?あーーーー、たまに海もあるかな(オーシャンS)、でも大体、草原ですね』と僕。

 

????という顔のファンさんに「あのね、草原に立つとね年齢とか、職業とか、お金持ちなのか、そうじゃないかとかすべて忘れられるんですよ」と返してみる。「ひとりで行っても楽しいし、仲間とお酒を飲んだり、ご飯を食べながらでも楽しいですね」とまあ競馬場通いを誇張し、偉そうに言ってみた自分が少し恥ずかしいわけだが。はたと、普段の生活をリセットするために競馬場を訪れているのかもしれないなあと考える。特にプライベートで訪れる時はしんどいこととか、一瞬忘れられるもの。

 

もしも、チャンスがあるならば、夕日が落ち、静寂に包まれた競馬場が草原へ戻る、あの景色を見せてあげたいなあとも思う。しかし、ひたむきに、真っ直ぐ前向きな人と喋るというのは刺激になるもの。これはこれで悪くない。『あなた面白いね!』ファンさん。どうやら気に入ってもらえたようだ。その日はそう遠くないのかもしれない。

 

今週の勝負レースGPは月末特別ルールということで、単勝2000円勝負。一本被りの1番人気を狙っても1位との差は詰まらないので、ここは穴を狙って中山12Rに出走する⑪キタノセレナードを推す。初勝利となった函館戦はなんと後続を1秒4離す圧勝劇。続く昇級戦も未勝利戦同様、好位の外目を追走し、抜け出す戦法を取るかと思いきや、敢えて馬込みに入れて砂を被せた吉田隼人騎手。見事に連勝を達成したが、その真意について『今日は昇級戦でもあったので苦しい競馬をさせようと思っていました。前走のように前、前で競馬をした方がいいのでしょうが、次につながる内容だったと思います』とレース後にコメントを残している。期待が大きいからこそ、厳しい経験をさせる。たとえ、敗れたとしても先々に繋がっていく、そんな部分を感じつつ、人馬を見つめていくのもまた競馬の醍醐味である。今回は3戦ぶりに吉田隼人騎手とのコンビが復活。メンバーにも恵まれた。好位のインに潜り込み、前を射程圏内に入れて直線に向くことが出来れば勝ち負けになる。

 

 

券 種 買 い 目
単 勝
馬 連

⑪-①⑫

3連複(フォーメーション)

⑪-①⑫-①③⑤⑫⑬⑭(9点)

※資金に余裕のある方は⑪の1頭軸流しも購入を

 

 

 

藤原 有貴

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