ひとり勝負レースGP(仮)

曜の狙い目~

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

 

6月3(土) 東京  12R 

3歳以上1勝クラス(ダ1,400m)

 

◎  7  リラックス

 

 5/28、日曜日はパークウインズ中山競馬場へ。というのもLIVEでの日本ダービー展望イベントの解説という大役を仰せつかったため。快く「行ってこい!」と送り出してくれた先輩、同僚のためにも頑張らないと!と鼻息荒く電車に乗り込んだ。今、振り返ってみて、最も緊張したのは楽屋入り?する瞬間。というのもスタッフの方に教えてもらった時間より10分早く到着したのにも関わらず、何とこの日のスペシャルゲストであるTIMのお二人は既に楽屋に入られているとのこと。縦社会の、芸能界である。うわあ~~しまった(泣)出遅れてしもうた!印象悪いやんと思い、しかも、なんで同じ楽屋なのよと嘆きつつ、意を決し、ドアを開けて『遅くなって申し訳ありませ~~ん!!!』と入室。下げた頭を恐る恐る上げると・・・ゴルゴ松本さんとレッド吉田さんは軽食を食べつつ、楽しく馬券を買い、ワイワイと競馬談義中。『えーーーー!?』と思わず拍子抜けしてしまった。すかさず自己紹介を兼ねた挨拶を終えてからは「東京○Rのこの馬どうですか?」「藤原さん、いつから競馬始めたんですか?僕はね・・・」などなど、TIMさんを中心にひたすら競馬談義に花が咲く。しかしである競馬がやりたいから敢えて早めに現場入りするとは!!!恐るべしTIMさん!!!

 

 

そうこうしているうちにイベントが行われるステージに移動する時間となった。和やかムードが一転、スタッフさんも含め、ピリピリとした雰囲気。その途中、エレベーターの中でおもむろにマークカードを取り出すゴルゴさん。「俺ね、藤原さん、親父が頑張ると思うんだよ!」と言いながら横山典弘騎手が乗るトップナイフ横山武史騎手騎乗のソールオリエンスの買い目をグリっとマーク。閃きなのか、強い思いなのか!?マネージャーさんにマークカードと一緒に私にとっては大金を手渡し、追加で購入してもらっていた。さてさてお客さんを前にした展望イベントはお二人のトークとMCの岡村麻純さんのおかげで無事に終了。なんだかいつぞやのBSイレブン競馬中継のスタジオにいるような錯覚。この仕事をしていて良かったなあと心から思った。ステージから楽屋へと戻る道すがら。『競馬場でやる競馬の仕事!やっぱり楽しいですねとお二人が口を揃える。僕より遥かに長く競馬と接してきているのにも関わらず、その愛、熱意の深さ、熱さに胸を射抜かれた。予想が当たれば偉いし、専門紙のスタッフとしてまずはそこが大切。けれども、それだけじゃない、気持ちを込めて言葉を紡いで競馬を伝えていかないと。日本ダービーは予想も馬券も完敗。解説としての仕事を全うできたかどうかと落ち込む反面、競馬に対する“熱”を強く呼び覚ましてもらえた気がした。

 

▲イベントに臨む私(撮影:yu~kun)

 

金曜から降り続く大雨の影響で馬場予想は困難。芝もダートもこんな馬場は年に何日あるかという状態だろう。データ通りにいかないのは当たり前。それなら個人的な主観と想像力を働かせてみたい。狙いたいのは東京12Rのリラックス。芝からダートに替えて③①着。見事に前走で初勝利を挙げたのだが、やはり未勝利脱出を意識したためか、いわゆる早め早め、勝ちに動くレース。少し忙しなく映った。東京芝マイルのデビュー戦ではシャンパンカラー相手に②着。しっかり好位で我慢させると鋭い伸びを見せていた。昇級戦となるが、東京ダート1400mで急かさず、自然体で流れに乗せればもう一段階、二段階、上のパフォーマンスを発揮できないものか。馬の気持ちを大切に乗る田辺裕信騎手が継続して騎乗する点も買い材料に映る。

 

  買 い 目
単 勝
馬 連 ⑦-⑤⑥⑪⑬⑮⑯(6点)⑮⑤が本線

 

▲ひと叩きの効果で次回はリラックスして頑張れれば(撮影:yu~kun)

藤原 有貴

藤原 有貴

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