競馬 研究ニュース

藤原有貴 8月12日の推奨馬(23年)

ひとり勝負レースGP(仮)

曜の狙い目~

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

 

8月12(土) 札幌  11R 

大雪ハンデキャップ(ダ1,700m)

 

◎  14  トップオブジェラス

 

 勝ち上がっていくために必要な負けがある。トップオブジェラスの前走を見て、まさにそうだと強く感じた。

枠順は1枠1番。これまでまともに砂を被った経験がなかった同馬。鞍上の横山武史騎手はこの枠に抗うことなく、発馬を決めると内ラチ沿い、インの4番手に陣取る。前の馬の蹴り上げる砂を被っても闘志は消えずに走れていた、ように映った。だが、不運だったのは向正面に入ってから。逃げ馬が2コーナー付近からガクンとペースを落としたことで、後ろの馬が1頭、また1頭とまくり気味に馬込みの外を駆け上がっていく。だが、好位のインで周りを囲まれていたトップオブジェラスは何もできず。みるみるポジションが下がって万事休す。強力な逃げタイプがレースを引っ張っていれば絶好の形になっていた可能性がある。それにキックバックを受けながらのレースは先々、更なる強敵と手合わせしていく上では重要な経験。外をスムーズに運んで重賞獲りまで到達するのはなかなか難しい。今後に向けての勉強代を払った形だ。

一転、今回は大外14番ゲート。恐らく①レッドエランドールと⑩スカーレットスカイが先を争うはず。少し離れた3、4番手。⑧シダーの外に陣取り、ごくごくスムーズにレースが進められるイメージ。「使われながら調子を上げる馬」「前走は力を出していないので元気一杯」とトレーナーのコメントもトーンは高い。きっちり巻き返してくれそうだ。

 

  買 い 目
単 勝
馬 連 本線⑭-⑧⑩ 押さえ⑪①⑫
3連複(1頭軸流し) ⑭-①⑧⑨⑩⑪⑫(15点)

 

藤原 有貴

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