ひとり勝負レースGP(仮)
~日曜の狙い目~
藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった
週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。
10月6日(日) 新潟 2R
2歳未勝利(芝1,800m) 10:20発走
◎ 4 ギザキズラヴ
日曜は新潟から推奨馬をチョイス。注目したのは2Rに出走する④ギザキズラヴ。2カ月ぶりの実戦だった前走の中京戦は⑨着。しっかりと調教を積まれていたのだが、その分だけスイッチが入っていたのだろうか、序盤からハミを噛み、掛かり気味に2番手追走。結果的にタメが利かず、直線ではお釣りが残っていなかった。その点を考慮し、今回は直前の追い切りは坂路でサラッと。レース間隔も詰まるからこれで気負いなくレースに臨めるだろう。デビュー戦で上手に折り合わせていた西塚騎手にスイッチする点も魅力。大きく変わる材料が揃った。
10月6日(日) 新潟 2R
2歳未勝利(芝1,800m)
券 種 | 買 い 目 |
単 勝 | ④ |
馬 連 | ④-②⑦⑥⑩⑭⑮ |
10月6日(日) 東京 11R
毎日王冠(芝1,800m)
◎ 11 シックスペンス
コエミ委員長との馬券バトル24年シーズン。先週は二人揃って的中ならず。下半期シリーズも後半戦に突入。10月はいいスタートを切りたいものです。本命馬、コラム、記事は是非、コエミさんのXでご覧ください。(タップするとコエミさんのXにジャンプします)
今週は毎日王冠で馬券バトル。もう20年以上前の競馬ファン時代、毎週のように競馬中継をビデオに録画し、繰り返し、繰り返し見ていた私。最もテープが擦り切れるほど再生したのが98年毎日王冠。エルコンドルパサー、グラスワンダーを従え、サイレンススズカが堂々と押し切ったあのレースである。②着エルコンドルパサーとの着差は2馬身半差なのだが、それ以上に2頭の間には物理的ではない距離を感じさせられた、そんな強烈、鮮烈な逃げ切りであった。「どこまで行っても逃げてやる!」と入線直後、実況を担当したフジテレビ青嶋アナが力強く叫ぶ。その直後、思わず、自然に「凄い」と声が出たのが解説の競馬エイト・吉田均TMであった。クールではないが、普段から冷静に淡々と言葉を紡ぐ吉田TMから漏れたひと言に、今えらいものを見ているんだ、見せられているんだ、という思いを強くしたのが思い出される。
この仕事を始めた当初、紙面で、またはテレビで、ラジオでしか見たことがなかったトラックマンにお会いするたび、お話しさせてもらうたび緊張しつつ、気持ちが高鳴った。そのなかでも吉田TMをお見かけした時は平静を装いつつも嬉しさが爆発していた。一線を退き、後進に道を譲ったあと、重鎮ながらも若手に混じって日々、調教取材を続けられていた吉田TM。そんな人柄もあって後輩に慕われていた。またトラックマンという仕事を、競馬を愛されていたんだなと強く思う。自分もそうでありたい、そうなりたい、テレビの外から見ていた昔も、そして今もその気持ちは変わらない。ただただ、ご冥福をお祈りいたします。本当にありがとうございました。3強対決、GⅠのように盛り上がったあの日から四半世紀以上経って迎える毎日王冠である。本命は3歳⑪シックスペンス。1800mに戻り、折り合いさえ無事なら勝ち負けに。
10月6日(日) 東京 11R
毎日王冠(芝1,800m)
券 種 | 買 い 目 |
単 勝 | ⑪ 5,200円 |
馬 連 | ⑪-②⑦⑨⑫⑬⑭(6点)各800円 |