ひとり勝負レースＧＰ（仮）
～月曜の狙い目～
藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった
週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。
1月13日(月) 中山 10Ｒ
初春S（ダ1,200ｍ）
◎ 10 ロードフロンティア
先日、JRA賞が発表に。JRAホームページに掲載されている記者投票の結果をご覧頂けると分かる通り、私もありがたいことに投票の資格を保持している。
とにかく悩んだのが最優秀ダートホース。絞り込んだ候補は2頭。まずは3歳ダート三冠の頂上決戦であるJDC、そして暮れは東京大賞典を制覇。更にケンタッキーダービー、BCクラシックで③着に食い込んだフォーエバーヤング。そしてJpnⅠに格上げされたさきたま杯を勝ち、マイルCS南部杯とチャンピオンズCを連覇したレモンポップ。どちらも24年シーズンは日本国内のレースでは無敗。海外のレースという観点でいえば先述したGⅠでの③着に加え、サウジダービー、UAEダービーを勝っているフォーエバーヤングがリード。ただ、レモンポップは1400ｍのさきたま杯、1600ｍの南部杯、1800ｍのチャンピオンズCで優勝。個人的に各条件のスペシャリスト相手に勝ち続けたこと、そしてJCダートがチャンピオンズCに生まれ変わって以降、初めて連覇を達成（JCダート時代を含めても連覇はトランセンドだけ）した点を高く評価した。
直接対決が実現していれば、、、最優秀3歳ダートホースの項目があれば、、、などなど考えながら年明けの投票のタイムリミットギリギリまで悩み、最後はレモンポップに票を投じた。どうしてもJRA賞は年度の後半のレースが高く評価されたり、ひとつのレースが大きくクローズアップされたりするもの。その中で年間を通しての活躍をフラットに評価し、また過去の表彰馬たちと比較もしつつ、冷静に判断しながら投票することを心がけている。決して軽い気持ちで投票してはいないことをご理解いただければ幸いであるが、ん！？という時は気軽に質問していただければ、お答えいたします。
さて、土曜、日曜と冴えなかった当欄の推奨馬。月曜は何とか当てたいところ。悩んだが、敢えてハンデ戦の中山10Rから⑩ロードフロンティアを推したい。前走の冬至特別。先行力を武器に、積極的に運んで好走してきた馬が好位馬群の真っ只中を進み、抜け出してきた姿にびっくり。しかも、休み明けに加え、2走前から斤量も3キロ増。更に初コース。すべてに対応し、勝ち切った点も立派と言える。昇級緒戦にしてはハンデ56キロは見込まれたなあという印象はあるが、逆に言えばそれだけポテンシャルを評価されているとも言える。骨っぽい面々は揃ったが、目覚ましい成長ぶり、上昇度を買って狙ってみたい。
1月13日(月) 中山 10Ｒ
初春S（ダ1,200ｍ）
| 券 種 | 買 い 目 |
| 馬単（マルチ） | ⑩⇔⑨⑪④①②⑤⑦（14点） |
| 3連複（1頭軸） | ⑩－①②④⑤⑦⑨⑪（21点） |
藤原 有貴