ひとり勝負レースGP(仮)
~日曜の狙い目~
藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった
週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。
モーニング 得 せん?!\(T▽T)/
4月20日(日) 中山 1R
3歳未勝利(ダ1,800m)
◎ 12 ゲンパチルーナ
午前のレースを的中させて、気持ち良く日曜の中央競馬をスタートさせよう!そんなコーナーが“モーニング得せん?!”
アクシデントや不条理なシチュエーションに遭遇すると、『何で俺だけこんなことに』と最悪の気分になってしまうのは万国共通。私もそうでした。何故に過去形かというと、そういったことが起きた時、“これはコラムのネタにできる!”と考えられるようになったから。
先日、某地方競馬場へ。業務に絡み、記者席にご挨拶へ。はじめましての方もいたが、皆さん、温かく迎え入れて下さり、ホッとひと安心。ワイワイと談笑していたが、ハッ!仕事の邪魔になってはいけないと後ろ髪を引かれる思いで記者席をあとにする。
さて、ファンエリアに戻ったタイミングで第4レースが発走。まだまだレースがある!と馬券モードに突入したが、ちょっと足が疲れたので近くの自由席に腰掛けた。フーッとひと息ついて、次のレースのオッズを確認しようとスマートフォンを取り出した、その瞬間、『すいません!スマートフォンやめてもらえませんか!』という声が飛んできた。顔を上げ、声の方を見ると、その主は1mほど離れた席に座られている恐らく60代ぐらいに見えるお嬢さん。この状況に困惑し、思わず「えっ!?」と声を上げた私。それに被せるように『心臓に影響があって苦しくなるのでスマートフォンやめてもらえませんか!』ときた。そうかなるほど、それなら仕方ない。お嬢さんに「すいません」と返し、スマホをポケットにしまい、バツも悪いのでその場を立ち去った。
ということがあったと同僚に話したら、『そんなに心配なら人が多くて混雑する競馬場なんか来なければいいのにねー』と怒りながら返答。確かにその通りである。が、私がお嬢さんのもとを去る際、一番最初にフッと浮かんだのは、お嬢さん、自分が買った馬がゴール前で大接戦になることの方がよほど心臓に悪いのでは!?という感想。いや、もしかしたら比較的、健康な私では感じることはできないギリギリのスリルを味わうために競馬場へ来ているのかも知れない。
そんなわけで勝負レースGP。今回は中山1Rに出走する⑫ゲンパチルーナを猛プッシュ。初めてのダート起用となった前走が②着だったが、勝ち馬からは1秒2差。確かに完敗だが、自身の走破タイムは同日、もうひと鞍の未勝利戦より1秒1速かった。要は勝ち馬が強過ぎたケース。出脚が非常に速く、今回も外目の枠に入ったから砂を被らないいいポジションを労せずに確保できるだろう。次週はスタジオ出演回。手堅く、先週に続いて連勝を決めて出番を迎えたい。
4月20日(日) 中山 1R
3歳未勝利(ダ1,800m)
券 種 | 買 い 目 |
馬 単 | ⑫→①⑤⑥ |
4月20日(日) 中山 11R
皐月賞(芝2,000m)
◎ 10 クロワデュノール
コエミ委員長との馬券バトル25年シーズン。上半期はコエミさんが絶好調!後方でもがくメガネを尻目に大きくリードしております。そろそろ追い上げに入らないと!そんなコエミさんの本命馬、今週のコラムは是非、Xでご覧ください。(タップするとコエミさんのXにジャンプします)
今週はGⅠ皐月賞が対象レース。本命は迷わず⑩クロワデュノール。19年サートゥルナーリア以降はキャリア3戦以内の無敗馬が毎年、勝ち負けしている皐月賞。土つかずでの一冠制覇に期待する。相手選びが難解。Cコース使用の今週は非常に時計が出やすく、速いタイムに対応した経験といい位置で運べるスピードと操縦性の高さを重視した。捜索の末に浮かび上がってきた相手に買いたい穴候補は③キングスコールと⑧ジーティーアダマン。
4月20日(日) 中山 11R
皐月賞(芝2,000m)
券 種 | 買 い 目 |
馬単(①着固定) | ⑩→②③⑤⑧⑪⑮⑯ 各1,000円 |
ワイド | ⑩-③⑧(2点) 各1,500円 |

藤原 有貴