藤原有貴 5月10日の推奨馬（25年）

ひとり勝負レースＧＰ（仮）

～土曜の狙い目～

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

5月10日(土) 東京  9Ｒ 

分倍河原ステークス（芝1,600ｍ）

◎  12  ニシノライコウ

分倍河原（ぶばいがわら）駅は東京都府中市片町二丁目にある京王電鉄・JR東日本の駅である。徒歩で、というわけにはいかないが、東京競馬場、そしてボートレース多摩川にほど近く、それでいてマンション、アパートの家賃が高過ぎないという馬券・舟券野郎なら1度は住もうと考えたことがある場所（ほんまかいな）である。

さて⑫ニシノライコウは昨年の分倍河原ステークスの③着馬。当時は2ヶ月半ぶりの出走だったが、馬体重は前走から12キロも減って492キロ。一見すると、いぶかしく感じる数字なのだが、単純に気温の上昇に伴い、汗をかく時期になって絞れたもの。外を回るロスはあったが、のちの重賞で活躍するビヨンドザヴァレーに先着するなど上質な面々相手に健闘した。

どうも冬場は体が増えやすい体質のようで、前走、2月の雲雀ステークスは510キロで出走。パドックでは体が緩く映り、動きの方もモッサリ。それでも、内を突いて脚を伸ばし、コンマ3秒差まで追い上げたように5歳を迎えたが、力は健在だ。今回は休み明けでの出走になるが、細いぐらいに体をシャープに映している。やはり今の時期は仕上げやすい。明日は雨予報だが、2勝クラス突破時が重馬場と渋って足元が柔らかくなってもパフォーマンスが落ちないのも心強い限り。人気はないだろうが、昨年以上の結果が出ると見た。

5月10日(土) 東京  9Ｒ 

分倍河原ステークス（芝1,600ｍ）

藤原　有貴

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