オークス同様、例年と同じなら位置を取り合う2ハロン目は10秒台も普通。東京2400mで行われるレースの中で、2013年(メトロSと同タイム)、2015年、2016年は時計が一番速かったですし、2014年でもジャパンカップに次いで2番目に速い時計での決着でした。つまり、3ハロン目以降のラップもハイレベルということでしょう。また、過去5年の日本ダービーでの上がり最速馬の着順は④①⑥③⑤着(①着はキズナ)でした。ラップ的に見ても残り4ハロンからのロングスパート戦になりやすく、後方一気や一瞬の切れで勝負するタイプでは厳しいといえます。よく言われる息の長い末脚、それと位置取りが重要なレース。皐月賞組では外を回って追い上げてきたスワーヴリチャードに魅力を感じます。アドミラブルの前走は本番と比べても遜色ない内容。大外枠が気になりますが、うまく中団あたりに付けられればチャンスは十分でしょう。穴馬にはサトノアーサーを指名します。こちらは少頭数しか経験していない点が不安ですが、立ち回りひとつで面白い存在だと思います。枠もいいですね。
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