ひとり勝負レースGP(仮)
~土曜の狙い目~
藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった
週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。
10月18日(土) 東京 10R
伊勢佐木S(ダ2,100m)
JRAは11~13日まで3日間開催。仕事の量も1.5倍盛り。月曜版の製作が終わった12日は少し疲労感があったが、グッスリ寝てある程度、元気に。月曜はお休みをいただき、朝から京浜東北線に乗車。目指すは桜木町、WINS横浜。お昼休みに行われる林家希林師匠によるスワンS予想会を見るのが目的。たくさんの人が見守るステージに登場した師匠。身長193センチだから、一目見たお客さんから「デカイ!」という声が漏れる。これを師匠はサッと拾って「そうなんです。私は身長、体重がドジャース大谷選手とほぼ同じ。皆さん、今日はWINS横浜に大谷翔平が来たと思って楽しんでください」と挨拶してドッと会場が湧く。更に「横浜の皆さん、昨日はおめでとうございます!」と続ける。日曜は早目に就寝した私は???となったが、そう前日、DeNAベイスターズが巨人を負かし、CSファーストステージを突破したのである。枕だけで会場の空気が温まり、一気にお客さんの心を捉えるあたりはさすがプロの噺家さんである。
イベント直後、師匠と、今回の催し物のプロデュースされたスタッフの方にご挨拶。もうかれこれ6年前、とあるWINSで行われた予想会に私を呼んでくれたのこの方。それがご縁でいろいろとお話をいただけるようになり、今に至る。コロナショックもあったため、お会いするのは数年ぶり。当時よりもかなり偉くなられたはずだが、とにかく腰が低い。昔話から今の話まで。刺激をいただき、WINSをあとにした。みなとみらいにでも立ち寄って海でも眺め、物思いに耽ろうかなんて考えたが、その日は夕方、マイルCS南部杯があるのでまっすぐ帰宅。が、これがまずかった。乗ろうと思っていた電車が人身事故のため運行停止。なんてこった。苦虫を噛み潰したような顔でこんなことなら夕暮れ間近の横浜で黄昏ておくんだったと思ったのだった。
土曜は東京10R伊勢佐木Sから⑤ジャスパーグレイトをプッシュ。デビュー当時はアロゲート産駒らしくスピードと機動力を武器に早め、早めに動いて押し切るのが好走パターン。そんなタイプが前走の姫路Sでじっくり差しに構えるとデビュー以来、初めてレース最速の上がり3ハロンをマーク。その鞍上は横山典弘騎手。このあたりが名手の名手たる所以。ここまで東京ダ2100mでは②着が最高着順。直線の長いこのコースでは勝ち切れていなかったが、6歳にしてモデルチェンジに成功しつつある今なら鮮やかな差し切りがないものか。横山典弘騎手も続投。狙い目と見た。
10月18日(土) 東京 10R
伊勢佐木S(ダ2,100m)
◎ 5 ジャスパーグレイト
| 券 種 | 買 い 目 |
| 単 勝 | ⑤ |
| 馬 連 | ⑤-⑫⑭⑨③⑦⑩(6点) |
| ワイド | ⑤-③⑨ |
藤原 有貴