3月22(土)2回中京3日目
中京11R ファルコンS(芝1400m)

シルバーレイン【⑥着】

村上  後方からのレースに徹する形。直線では外を回って一瞬いい脚を見せたが、ラストは脚色が鈍って⑥着。初勝利時や3歳1勝クラス勝ちの内容から非凡な脚力を持っているのは確か。ただ、まだ若さがあり、力も付き切っていないことからパワーを要する中京では持っている能力を十分に発揮できない印象。また、気性面から近走は1400mを使われているが、父エピファネイア、母ノームコア、母の父ハービンジャーという血統構成を踏まえると本質的にはもっと長い距離の方が向いていそう。現状は平坦な新潟や芝が軽い東京がベストだが、心身の成長が伴えばコース、距離ともにもっと融通が利いてくるはず。ポテンシャルは重賞級だけに今後の成長を期待したい。(編集員)

3月22(土)2回中山7日目
中山10R 韓国馬事会杯(ダ1800m)

メイショウフジ【③着】

藤原 ゲートの出が悪く、序盤は最後方を追走。更に外を回って追い上げるロス。馬込みの中を捌いて脚を使った勝ち馬とはコース取りの差もあった。それでも、最後までしっかりと伸びて③着を確保と昇級緒戦を考慮すれば合格点が与えられる内容だった。休養前に東京ダ2100mで難敵相手に②着があり、コースや距離に融通は利くタイプ。クラス慣れが見込める次走は勝ち負けに。(編集員)

3月23(日)2回中山8日目
中山3R 3歳未勝利(ダ1800m)

メモリアカフェ【①着】

五十嵐 東京ダ1400mの初戦でゴール前の伸び脚が目立った内容から、距離延長は良さそう、と思った反面、まるで条件の違う1周競馬の1800mへの対応が鍵になると考えて、当日版の印は▲に。ところが揉まれずに済む大外枠だったこともあり、難なく好位につけると、あとは余裕綽々の手応えから楽に抜け出す完勝劇。しかも最後まで手前を替えていないのだから恐れ入った。それで勝ち時計は前日の古3勝クラスと0秒4差で、牝馬ながら体重が490キロ台と馬格も十分。3歳ダート路線に新たなヒロイン候補が誕生した。デスク)

 
 
 
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