競馬 研究ニュース

次走の狙い馬(7月20日 美浦組)

7月20(日)2回福島8日目
福島12R 3歳以上1勝クラス(ダ1700m)

五十嵐  小回り1700mで5ハロン通過62秒2の流れは乾き切ったダートにしても緩く、4角2、1番手が①②着の決着は納得。その展開で出遅れながら、レース上がりを1秒0上回る末脚を駆使し、②着とアタマ差に追い込んできたこの馬のレースぶりは印象的。初勝利を挙げた際の②着馬が、前日に小倉で2勝クラスを快勝した比較からも、次走でスムーズなレースさえできれば、勝ち負けは必至と見た。デスク)

 
7月20(日)1回函館12日目
函館9R 潮騒特別(芝1200m)

ヴァンヴィーヴ【④着】

藤原   6週間続いた開催の最終日を迎えても芝コースは非常にコンディションが良く、先行・イン有利の傾向が継続した。先週行われた函館芝1200mの枠番別成績を見ると、1~3枠[4・2・3・19]、4~6枠[1・4・3・27]、7、8枠[0・0・0・24]と外枠はまったく結果が出ていない。こんなオーラスの函館芝は記憶になく、『時計がかかる洋芝』、『最終日は外差しが利きやすい』という思い込み、先入観を捨て去り、思考をアップデートせねばと猛省。そんな厳しい状況の中、7、8枠から最も勝利に近づいたのがヴァンヴィーヴ。終始、外を回らされながらも③着馬にクビ差まで迫った。次走は人気に応えてきっちりと勝ち上がる。(編集員)

 

函館11R 函館2歳S(芝1200m)

カイショー【③着】

村上   スタートはやや遅れ気味も二の脚で挽回して好位を確保。3角でごちゃついたうえに前が止まらない展開でも③着は確保して能力を示した。初戦をノーステッキで快勝したようにポテンシャルの高さは明白。父スワーヴリチャードで母の父ロードカナロアの牝馬なら短距離のイメージが湧くが、3代母はワールドプレミアやヴェルトライゼンデの母であるマンデラ。距離延長がマイナスと決めつけるのは早計か。折り合いさえつくようなら距離が延びてもやれるはず。(編集員)

 
 
 
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