2025年1月13日(月) 1回中京5日
最強寒波到来とのことだったが、3日間競馬も無事に終了。中京の芝は時計がかかるタフな馬場。前日までの内有利よりは外から脚を伸ばす馬が増えていた。レースは前半35秒1─後半35秒8で1分34秒6。前日の古馬3勝級が34秒8─36秒1で1分34秒4だからまずまずの数字。勝ったリラエンブレムは好位から。向正面で外枠の馬がじわじわと前に取りついていき、内めで脚をためていた同馬は3角では中団に。コーナーで外に出しつつ4角では1番人気アルテヴェローチェの後ろ。直線半ばでアルテヴェローチェを内からパスすると最後は2馬身半差をつけた。加速ラップのなか抜け出す完勝。「距離への融通性はありそうですし、まだまだ奥のある馬だと思います」と浜中騎手。アルテヴェローチェは好スタートを切ったが、馬任せで中団外めを追走。終始馬群の外を回りながら直線へ。一旦は先頭に立ったが、勝ち馬には並ぶ間もなく抜き去られた。「この中間遥かに穏やかに過ごせたことで、いい状態でレースに向かえました。着差通り、勝った馬が凄く強かったです」と川田騎手。今回は完敗。
③着には14番人気のウォーターガーベラが入って、3連複は22,830円の高配当。大外スタートだったが、スタートにしてすぐに内めに進路を取り、道中は馬群の後尾でロスを抑えた立ち回りができた。直線に向いて前にスペースがなかったので外へ進路を取ったが、その分内で不利を受けることもなかった。更に内へと切り替えて最後は際どい③着争いを制した。大外枠、牡馬相手にこの着順は立派。マイネルチケットは枠なりに中団のイン。道中は行きたがっていたが、「ちょっとスプリンターっぽさが出てきている感じがしました」と戸崎騎手。こちらも4角でうまく外に出せたし、その分不利を受けることもなかった。タイセイカレントはスタートは普通だったが、二の脚で前へ。好位のインでレースを進めて、直線で狭いところを割って出たが、強引な動きでレーヴブリリアント、アーリントンロウ、ゴールデンカイト、メイショウツヨキにの4頭に不利を与えてしまった。武豊騎手は9日間(開催日4日間を含む)の騎乗停止。ジーティーマンは1ハロン短縮でも道中は頭を上げて折り合いを欠いていた。「ちょっとペースが遅くなった時に力みがあって、3角からは馬場の悪いところに入るともがくような感じで走りづらそうでした」と藤岡佑介騎手。それでも直線はじわじわと脚を使っており、力はある。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。