4月30日(土曜)に東京競馬場で行われた第29回GⅡ青葉賞(芝2400m・3歳・晴れ・良馬場)はプラダリア(単勝4番人気)が粘るロードレゼルをゴール前で交わして優勝。騎乗した池添謙一騎手、管理する栗東・池添学調教師とも青葉賞は初勝利。この結果、プラダリア、ロードレゼルが日本ダービーの優先出走権を獲得した。プラダリアは北海道新冠町オリエント牧場の生産馬。馬主は名古屋友豊㈱。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 押し出されるようにしてハナに立ったのはロードレゼル。しかし、スター
【レース分析】 プラダリア(単勝4番人気)はディープインパクト産駒らしい品のある造り。踏み込みが深く、それでいて
「初めて跨った時からクラシックに行きたいと思っていました。それが②着が続いてなかなか勝ち鞍を挙げることができなかったので、ダービーを目指しましたが、権利を取ることができて良かったです。また今年も弟(池添学調教師)と一緒にダービーに向かえると思うと嬉しいです。まだ成長しなければなりませんし、修正することもありますが、いいモノを持っているので、本番に向けて無事にいってほしいです」とレース後に池添騎手はコメント。昨年のヴィクティファルスに続き、今年も池添謙一騎手&池添学調教師の兄弟コンビで挑む競馬の祭典・日本ダービー。確かに皐月賞組は強力ですが、連勝中の勢いに乗って堂々と戦ってほしいものです。
ロードレゼル(2番人気)はマイナス8キロと体が絞れ、今年2戦目で上積み十分。展開・ペースの項でも記したように1コーナー過ぎにディライトバローズに競り込まれてしまいました。その後は離れた2番手に収まり、脚をためて追走。序盤に消耗しながらも直線に向くと一旦は完全に抜け出し、半馬身
グランシエロ(5番人気)は馬体の緩さがなくなり、テンションも上がらず、
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。