2022年7月24日(日) 3回小倉8日
1000m通過59秒9は昨年と同じですが、そこから11秒4─11秒3─11秒4と速い流れ。その分、ラストの落ち込みは昨年よりも大きかったです。レースは逃げ候補の最内枠ベステンダンクがハナを目指しますが、それを制して出足のいいベレヌスがハナへ。ただ、ベレヌスはハナを奪う過程が少し強引で、ベステンダンクとコルテジアは1角手前で寄られる不利(過怠金10,000円)を受ける形になってしまいました。道中のベレヌスは絡まれることもありませんでしたが、後半はペースを緩めることなく、最終週でも生きている内の馬場を味方に見事な逃げ切り勝ち。重賞初制覇。鞍上の西村淳也騎手は昨年の金鯱賞に続いてJRA重賞2勝目。
カテドラルは最近結果が出ていませんでしたが、今回は最終追い切りを坂路からコースに変更。レースはスタートひと息で後方から。向正面から馬群の外に出して外々を回る形。最後は内にモタれて他馬に迷惑(戒告)をかけながらもグイグイと伸びて半馬身差の②着まで追い詰めました。1番人気のファルコニアは③着。道中は中団の外めを追走。勝負どころを外から早めに動いていきますが、手応えは楽。直線は突き抜きそうな勢いがありましたが、最後で少し甘くなりました。速いラップになった後半を外から動いていっただけに内容的には強かったです。
ミスニューヨークは中団の内めを追走。途中から徐々に外に持ち出し、直線は外から伸びてきましたが、ゴール前で寄られる不利。カイザーミノルは減っていた体が10㎏戻っていましたが、まだ増えてもいいぐらいの体つき。序盤は好位のインで少し力んでいました。直線は内からジリジリと伸びてきましたが、上位とは決め手の差がありました。1800mは若干長いかもしれません。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。