2023年1月14日(土) 1回中京5日
馬場は重馬場。前半63秒9─後半59秒2のスローペース。レースの上がり34秒3は2019年と並んで過去10年で最速。結果的に道中で前、内にいた馬が上位を独占することになりました。アートハウスは3番手でがっちりと抑えたまま直線へ。直線では馬場の外に進路を取り、残り2ハロン標過ぎに追い出すと楽々と抜け出して人気に応えたました。川田騎手は今年ここまで(1/15終了時)33戦で10勝②着11回。連対率は驚異の.636と絶好調です。レース後のコメントでは「何よりパドックに跨った時がとても穏やかで、競馬までを非常に穏やかに迎えることができました」と精神面の状態の良さを強調していました。
②着には7番人気のアイコンテーラーが入線。道中は2番手でレースを進めて、直線で馬場のいい外へ。中日新聞杯③着時以上に、好位置でスムーズな競馬ができました。「先行力を生かしたレースをと考えていました」と鞍上のプラン通りの競馬ができたようです。残る掲示板に載った3頭はマリアエレーナとアブレイズ、サトノセシルのラチ沿いを回った馬達。3番人気のルージュエヴァイユは出遅れて後方から。1角ですぐにラチ沿いへ。ただ、勝負どころでは前に進路がなかったために仕方なく大外を回す形。今日の展開ではノーチャンスでした。
text by 小林
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