2023年2月5日(日) 1回中京12日
前半61秒2─後半58秒5のスローペース。1分59秒7は1回中京芝2000mで最速の決着。レースは好スタートを切った内枠の2頭シェイクユアハート、フリームファクシが前へ。ただ、外からレミージュが競り掛けていって、テンの2ハロン目は10秒7。最初のコーナーで隊列が決まってからは道中の動きはなく、直線へ。最後はラスト3ハロンの上がり勝負になりました。フリームファクシは最初のコーナーで立ち上がるシーンもありましたが、その後は2番手でがっちりと抑えて折り合いに専念。直線は馬場のいい外めに出し、早めに抜け出します。最後はアタマ差まで迫られましたが、なんとか凌ぎ切って先頭で重賞初制覇。「走り出してからの力みが今後の課題と言えますね。2着馬もそうですが、この馬もポテンシャルはかなり高いです」と川田騎手。折り合い、反応の良さから距離延長は微妙。ベストはマイルあたりかも。
オープンファイアは道中は中団の後ろから。残り1ハロンからグイグイ勝ち馬との差を詰めて、上がりはレース最速の33秒8。惜しいところまで追い上げました。ムルザバエフ騎手は「距離があれば差し届いていたでしょうし、2400mぐらいが一番いいのではないかと思います」と話しているように、こちらは距離延長は望むところでしょう。③着は人気薄のクールミラボー。スタートはひと息ですが、仕掛けて中団のインを確保し、直線は内を突いてロスを最小限に抑えた競馬。上位2頭には完敗ですが、初めての芝、初めての重賞挑戦で見せ場を作りました。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。