024年11月3日(日) 6回京都2日
レースは前半36秒0、48秒0─後半49秒4、37秒5。同日の2歳1勝級もちの木賞がテン3ハロン36秒1でロードラビリンスが②着に粘り込んだように序盤の入りはそこまで速くない。ただ、早めにレースが動いて、息の入らない流れ。全体的にはタフな競馬になった。サンライズジパングはタフな流れのなか終始外々を回り、残り1000m手前から動いていって押し切ったようにかなり強い。「将来性を感じます。乗っている感じでは左回りの方が良さそうなので、チャンピオンズCに使うならチャンスがあると思います」と鮫島克駿騎手は手応えを感じていた。
アウトレンジは押して押して2番手につける。残り900m付近で後ろが来たので動いていって、4角では既に先頭。直線で併走していたダンテバローズを突き放したが、ゴール寸前で勝ち馬に交わされた。この馬も強い競馬をしている。ロードアヴニールは中団外めを追走。向正面で外から勝ち馬が来た時に一緒に動き出したが、前に馬がいたこともあって先を越されてしまう。ただ、勝ち馬より内でコーナーのロスを最小限に止めた分、そこまで離されずに直線へ。最後は外からよく差を詰めている。
1番人気のオメガギネスは⑩着。道中は勝ち馬の後ろあたり。勝ち馬が動いてからワンテンポ置いて進出を開始。4角までは食らいついていたが、直線は一杯に。外々を回らされたとはいえ、それは勝ち馬も同じ。「先生からは間隔が詰まった分かもとのことでしたが……」と藤岡佑介騎手。確かに今回は中4週。もう1つの二桁着順はGⅠで相手も揃っていたとはいえ中3週。これまでの良績はすべて中6週以上と間隔が開いている。2番人気ドゥラエレーデは⑪着。スタートから促して好位のインを確保。ただ、あまり砂を被りたくないタイプ。「内枠もあって難しい流れになると思っていました。この馬にはベストポジションではない位置での競馬になりました」と北村友一騎手。
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