2025年1月19日(日) 1回中京7日

 メイショウタバルが大逃げする形で、57秒7─11秒2─60秒9のハイラップ。必然的に走破時計も2分9秒8とかなり速くなった。「1角まではいい感じでしたが、コーナーに入ってから掛かってしまい……」とはメイショウタバルの浜中騎手。今後も折り合いが課題になる。ロードデルレイは「折り合いひとつで二二にも対応してくれると思いますが」との戦前の談話からも締まった流れは好都合だった。ロスなく内を立ち回って、4角でも綺麗に前が開いた。勝つ時はこういったものだろう。それにしても強かった。データ室の本命ショウナンラプンタは②着。前半は後方3番手から。コーナーでは外から追い上げて、直線もよく伸びているが、勝ち馬とは位置取りの差が大きかった。③着には枠なりに好位のインを進んだマイネルエンペラーが入る。4角で前を行くケイアイサンデラに進路を塞がれる形になり、その間に外から勝ち馬に先を越された。それでも渋太く脚を使っているし、「先行馬の中で一番よく走ってくれています」と幸騎手。重賞にメド。1番人気ヴェローチェエラは前半は勝ち馬と同じような位置取り。ただ、勝負どころで内をスムーズに回れた勝ち馬と比べて、こちらは自身も膨れる感じでかなり外を回らされた。終いを伸ばして一旦は②着に立つかの場面があったが、最後は3頭による②着争いで④着に敗れた。

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