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第76回 東京新聞杯 回顧

 

積雪による影響のため2月10日(火曜)に東京競馬場で行われた第76回GⅢ東京新聞杯(芝1600m・4歳以上・別定・曇り・良馬場)はトロヴァトーレが優勝。管理する美浦・鹿戸雄一調教師は23年にウインカーネリアンで制しており、当レースは2勝目。騎乗したC.ルメール騎手は初勝利となった。トロヴァトーレは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング

 

 

それでは、レースを振り返っていきましょう。

 

 

 

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【展開・ペース】 エンペラーズソードを制し、外からメイショウチタンがハナを取り切りました。前半4ハロン通過が46秒3~後半4ハロンは45秒9という平均ペース。直線では瞬発力の優劣が勝敗を分けました。

 

 

【レース分析】 トロヴァトーレ(2番人気)は馬体に重厚感があり、力強い脚捌き。スタート後は脚をためながら中団やや後ろめを追走。直線に向くとオフトレイルウォーターリヒトの間の狭いスペースを割って進路を確保すると、鮮やかに抜け出しました。先行・内有利の馬場と展開でしたから②着とはクビ差でも強い勝ちっぷり。一時期はダートを試すなどしていましたが、ダービー卿CTも勝っているように、やはり芝のマイルがベストですね。

 

 

「前半は忙しい感じがあったものの、3~4コーナーではハミを取ってくれました。直線で大外に持ち出してからの反応が良く、そこから自ら進むような感じでゴールまで伸びてくれたのですが、これほどの反応をしてくれたのは、自分が乗ってきた中では初めてです。今日のパフォーマンスならば、GⅠでも楽しみです」C.ルメール騎手はレース後にコメント。東京コースでGⅠ覇者を含む骨っぽい面々を撃破。昨年の安田記念は⑰着に終わりましたが、今年は好結果が出ても驚けません。

 

トロヴァトーレの血統表

 

ラヴァンダ(4番人気)は馬体をふっくらと映し、ハツラツとした動き。内枠を生かして中団のインを確保。直線もそのままラチ沿いを狙ってきました。勝ち馬には僅かに届きませんでしたが、うまく馬群を捌いてクビ差②着。牡馬相手にここまで走れば立派と言えます。ウォーターリヒト(3番人気)は馬体をスカッと見せて活気に溢れていました。例によって後方待機策。直線でトロヴァトーレと進路を取り合うようにして接触。体勢を立て直して伸びてきましたが、着差を考えるとあのロスが痛かったですね。

 

 

シャンパンカラー(9番人気)は力強い脚取りで、仕上がりは良かったですね。課題のスタートが決められずに後方を追走。直線勝負に徹し、メンバー最速の上がりを駆使して猛然と追い上げて④着。59キロを背負って0秒1差ですから改めて地力の高さを示しました。シリウスコルト(13番人気)はキビキビとした動きで覇気は旺盛。内枠を生かして道中はロスなく立ち回れました。直線では追いづらいシーンがありましたが、渋太く脚を伸ばして掲示板を確保。折り合い面を踏まえればマイルの方がレースがしやすいですね。本命に推したエルトンバローズ(1番人気)は状態は良さそうに映りました。スタートで出負けし、いいポジションが取れなかったのは痛恨。しかも直線では進路が開かず、消化不良のレースになりました。

 

 

 

text by 京増 真臣

 

 

  

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。

 

 

 

 

 

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