2026年3月15日(日) 1回中京2日
前半60秒4─後半57秒7の後傾ラップ。前半は重賞としてはかなり落ち着いた流れだが、残り1000mからは11秒台のラップが並ぶシビアな流れ。結果、前は苦しくなった。勝ったシェイクユアハートは伸び上がるようなスタートから挟まれる形。自身も無理をせずタテ長の後方を追走。「前も流れていると思っていましたし、状況を見ながら運びました」と古川騎手。4角で少し外に振られたが、鋭い追い上げで最後は内の馬をまとめて飲み込んだ。中日新聞杯に続いて重賞2勝目。中京とは水が合う。「体のバランスが良くなって、あれだけ後ろからでも脚を使えるようになっています。GⅢ、GⅡときているので今後も楽しみです」と鞍上の期待も大きい。
ジョバンニは促して1角では先頭。そこからホウオウビスケッツが並びかけて来て、向正面に入ってからはセキトバイーストも来たが、それらをやり過ごして好位のイン。直線は前記2頭の間から脚を伸ばし、最後はジューンテイクと併せ馬の形で伸びているが、最後の最後で勝ち馬の決め手に屈した。位置取りを考えると決して楽な展開ではなかったはずだが、戦前に「ヨーイドンになると切れが鈍るので、強気なレースをしてほしいですね」と杉山晴紀師が語っていた通りの競馬に。「やりたい競馬はできましたが、着差が着差だけに悔しいです」と松山騎手。力は示した。
昨年の覇者で1番人気のクイーンズウォークは先行勢をやり過ごして好位の後ろから。向正面では中団の位置取り。スムーズな競馬はできたし、手応えも十分。最後も頑張って脚を使っている。昨年は年明け2走目、今年は天皇賞秋以来のレース。川田騎手の「最後まで精一杯頑張ってくれて、今日できる全力の走りをしてくれました」のコメント通り、始動戦としては悪くない内容。ジューンテイクは最初のコーナーでは中団で運んでいたが、「1角から向正面にかけて掛かってしまったのがね……」と武豊騎手が話したように、我慢できずに馬群の外に出したが、それでも納まらず、向正面に入って一気に先行2頭の外へ。これだけの競馬をしながら直線で一旦は②着と並んで先頭に立つ場面。0秒1差に踏ん張ったあたり強い競馬をしている。
ドゥラドーレスは展開を考えるともう少し弾けても良かったが、自身としては速い上がりを使っている。「今回はチークピーシズを着用しました。雰囲気は良かったのですが、スピードに乗り切れない感じでした」と戸崎騎手。ヴィレムは好位を追走。ロングスパート戦のシビアな展開のなか前を捉えにいく形。0秒1差の着差を考えると中身は濃い。
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