2018年8月20~26日のニュース
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8月20日(月)
●サマープレミアムセール開催
サラブレッド1歳による選抜市場として新設された「北海道市場サマープレミアムセール」(主催・日高軽種馬農業協同組合)が開催された。186頭が上場されて売却率は77.4%。売り上げは17億3,383万2,000円となった。最高価格は、ヒラボクウィンの2017(牡・父フェノーメノ・兄ヒラボクラターシュ)の3,000万円(税別)で宮崎俊也氏が落札した。
8月23日(木)
●キャンディバローズが引退
2015年のGⅢファンタジーSを制したキャンディバローズ(牝5・栗東・矢作芳人厩舎)がJRAの競走馬登録を抹消。今後は生まれ故郷の富田牧場で繁殖入りする予定。キャンディバローズは父ディープインパクト、母アフレタータという血統。7月29日の道新スポーツ賞がラストランとなった。通算成績は22戦2勝。獲得賞金は6,078万1,000円。
8月24日(金)
●サマーセールが閉幕
21日から4日間にわたり、北海道新ひだか町静内の北海道市場で開催された1歳馬の「サマーセール」が閉幕。今年は1216頭が上場。4日間の売却総額は39億400万円(税別)と前年に比べて11億5,340万円減。また売却率は69.9%とこちらも前年比8.7%減。セール最高価格となったのは3日目に上場されたセクシーシューズの2017(牡・父スズカコーズウェイ、姉パワースポット)。3,100万円で宮崎俊也氏が落札した。
●ガリバルディが岩手に移籍
2016年のGⅢ中京記念を制したガリバルディ(牡7・栗東・藤原英昭厩舎)が8月29日付けでJRAの競走馬登録を抹消することが分かった。ガリバルディは父ディープインパクト、母シェンクという血統。その後は8月30日にサラブレッドオークションに上場されて605万円(税抜)で落札。岩手競馬の櫻田康二厩舎に移籍する予定。
●ダンツプリウスが引退
JRAはダンツプリウス(牡5・栗東・山内研二厩舎)が競走馬登録を抹消したと発表した。ダンツプリウスは父ブライアンズタイム、母ストロングレダという血統。2016年のGⅡニュージーランドTで優勝。通算成績は24戦4勝。今後は乗馬となる予定。
8月25日(土)
●藤田菜七子騎手がJRA女性騎手最多の35勝
新潟競馬12Rでセイウンリリシイ(牝3・美浦・水野貴広厩舎)が①着となり、騎乗した藤田菜七子騎手がJRA通算35勝目を挙げた。この勝利により、増沢(旧姓:牧原)由貴子元騎手が持つ通算34勝の記録を抜き、JRA女性騎手の通算最多勝記録を更新した。また年間の勝利数は15勝となり、昨年、自身が達成したJRA女性騎手年間14勝の記録も更新した。
藤田菜七子騎手のコメント「自分自身、この記録に満足していないですし、ひとつの通過点として今後も更に勝てるように頑張りたいです。今後の目標は、勝ち鞍を更に積み重ねて、たくさん乗せていただくことです。たくさん勝てるように頑張りますので、ファンの皆さんも競馬場に是非、足を運んで下さい」
8月26日(日)
●WASJはルメール騎手が優勝
2018ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)が札幌競馬場で行われ、C.ルメール騎手が合計72ポイントを獲得し、自身初となるシリーズ総合優勝を果たした。2位武豊騎手、3位M.デムーロ騎手。チーム対抗戦はJRA選抜が外国、地方競馬代表騎手で構成される世界選抜に大差をつけて4連覇を達成。
●池添騎手がJRA通算1100勝達成
新潟競馬第4Rでルソンデュレーヴ(牝3・美浦・萩原清厩舎)が①着となり、騎乗した池添謙一騎手が1998年3月の初騎乗以来、11,972戦目でJRA通算1100勝を達成した。これは史上31人目、現役では15人目。重賞競走はGⅠ、JpnⅠ 23勝を含む77勝を挙げている。
池添謙一騎手のコメント「春はGⅠを勝てていないので、秋は必ずGⅠを勝ちたいと思っています。勝った瞬間や、迎えてくれるファンの方、関係者の喜んでいる姿を見ると、このためにやっているのだなと感じています。これからも応援よろしくお願いします」