2018年8月6~12日のニュース

オジュウチョウサンの次走は九十九里特別

ゴールドアグリが逝く

兵庫の永島太郎騎手が地方通算2000勝達成

兵庫の下原理騎手が地方通算2500勝達成

アウォーディーが亡くなる

ホッカイドウ競馬所属馬がJRAで1日2勝

的場文男騎手が地方競馬通算最多勝更新

北村宏司騎手がJRA通算1300勝達成

大和田調教師がJRA通算100勝達成

ジャックルマロワ賞はアルファセントゥーリが優勝

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8月7日(火)

●オジュウチョウサンの次走は九十九里特別

 7月7日に行われた開成山特別で平地初勝利を挙げたオジュウチョウサン(牡7・美浦・和田正一郎厩舎)が9月22日に中山競馬場で施行される九十九里特別(古馬1000万下・芝2500m)に出走することが分かった。引き続き武豊騎手が騎乗する予定。有馬記念と同じ舞台で結果を残し、グランプリへの出走を目指す。

●ゴールドアグリが逝く

 2006年のGⅢ新潟2歳Sを制したゴールドアグリ(牡14)が8月4日に亡くなっていたことが分かった。ゴールドアグリは父タニノギムレット、母タッチオブゴールドという血統。2006年8月に美浦・戸田博文厩舎の管理馬としてデビュー。2連勝で新潟2歳Sを制し、タニノギムレット産駒として初の重賞勝ち馬となった。2012年12月に現役引退後は茨城県のムラセファームで余生を過ごしていた。

 

8月8日(水)

●兵庫の永島太郎騎手が地方通算2000勝達成

 門別10Rでゴッドパイレーツ(牝4・ホッカイドウ競馬・桧森邦夫厩舎)が優勝し、騎乗していた兵庫の永島太郎騎手(現在、ホッカイドウ競馬で期間限定騎乗中)が地方競馬通算2000勝を達成した。デビューから18127戦目での記録到達。兵庫県競馬組合所属の現役騎手では川原正一騎手、下原理騎手、田中学騎手に次いで4人目の2000勝達成となった

8月9日(木)

●兵庫の下原理騎手が地方通算2500勝達成

 園田6Rでエイシンビワウタ(牝5・兵庫・新子雅司厩舎)が優勝し、騎乗していた下原理騎手は地方競馬通算2500勝を達成した。デビューから19377戦目での記録達成。兵庫県競馬所属の現役騎手では川原正一騎手、田中学騎手に次いで3人目の2500勝達成となった

 

8月11日(土)

●アウォーディーが亡くなる

 JRAアウォーディー(牡8・栗東・松永幹夫厩舎)が放牧先の鳥取・大山ヒルズで右飛節を骨折し、予後不良と診断され安楽死となったと発表した。6月の帝王賞が最後のレースとなった。アウォーディーは父ジャングルポケット、母がヘヴンリーロマンスという血統。2010年にアメリカで誕生。ダート路線を歩むようになってから素質が開花し、転向後は無傷の6連勝を達成。2016年に交流GⅠJBCクラシック制覇を成し遂げた。JRAで32戦7勝、地方では8戦3勝、海外でも2戦し、計42戦10勝

●ホッカイドウ競馬所属馬がJRAで1日2勝

 札幌10Rのコスモス賞をホッカイドウ競馬所属のナイママ(牡2・ホッカイドウ競馬・田部和則厩舎)が優勝。続く11RのSTV賞ではハッピーグリン(牡3・ホッカイドウ競馬・田中淳司厩舎)が後続を寄せ付けずに楽勝した。ホッカイドウ競馬所属馬がJRAで連勝したのはこれが初めて。また1日2勝を挙げたのは2006年10月1日以来、12年ぶり2度目。

 

8月12日(日)

●的場文男騎手が地方競馬通算最多勝更新

 的場文男騎手が大井競馬5Rをシルヴェーヌ(牝3・大井・桜木英喜厩舎)で優勝し、通算40,567回目の騎乗で7152勝目をマーク。佐々木竹見元騎手の持つ、地方競馬最多勝記録を更新した。ゴール後はスタンド前をウイニングラン。この日、大井競馬場に集まった約15,000人のファンの声援に応えた。

●北村宏司騎手がJRA通算1300勝達成

 新潟9Rでアルーシャ(牝3・美浦・藤沢和雄厩舎)が優勝し、騎乗した北村宏司騎手が史上22人目、現役で10人目となるJRA通算1300勝を達成した。1999年3月の初騎乗から14,174戦目での記録到達。JRA重賞は2015年の菊花賞(キタサンブラック)などGⅠ3勝を含む33勝。

北村宏司騎手のコメント「今日もたくさん乗せていただき、チャンスをもらっていたので、1300勝を達成できて嬉しいです。なかなか早く達成できませんでしたが、今後もペースを上げて、まずは次のレースを勝てるように頑張ります。暑い中、応援ありがとうございます」

●大和田調教師がJRA通算100勝を達成

 新潟2Rに出走したバットオールソー(牡3)が優勝し、管理する大和田成調教師が現役148人目となるJRA通算100勝を達成した。2011年5月の管理馬初出走から1646戦目での記録到達。

大和田調教師のコメント「思ったより達成するのに時間がかかったかなという気持ちです。100勝を達成できたのは多くの方々に応援していただいた結果だと思います。馬主さんをはじめ牧場関係者やファンの方など、応援してくださる方々のためにもこれからも頑張っていきたいと思います」

●ジャックルマロワ賞はアルファセントゥーリが優勝

 フランス・ドーヴィル競馬場で行われたGⅠジャックルマロワ賞(芝・直線1600m)はアルファセントゥーリ(牝3・愛国・J.ハリントン厩舎)が勝利。早目に先頭に立って抜け出すと最後は抑える余裕を見せて②着レコレトスに2馬身半差をつけた。