12月8日(日曜)に中山競馬場で行われた第17回GⅢカペラS(ダ1200m・3歳以上・別定・晴れ・良馬場)は1番人気に支持されたガビーズシスターが優勝。管理する美浦・森一誠調教師はこれがJRA重賞初勝利。騎乗した吉田隼人騎手はカペラSは初勝利となった。ガビーズシスターは北海道新ひだか町へいはた牧場の生産馬。馬主は長島和彦さん。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
▲レース動画はコチラをクリック
【展開・ペース】 昨年はチェイスザドリームが2番手に控えましたが、今年は外から被されたくないチェイスザドリームがテイエムトッキュウに競りかけていく形に。前半3ハロンは32秒
【レース分析】 ガビーズシスター(1番人気)は、パドックからテンションはそれほど上がらず、馬体もすっきり見せていました。脚捌きは軽快そのもの。上々の仕上がりでした。ハイペースを深追いすることなく、絶好のポジシ
「チャンスをいただいたオーナーや先生、厩舎スタッフに感謝しています。以前の競馬を見ていて優等生だと思っていましたが、今日もしっかりとゲートを出てくれましたし、僕は馬に連れていってもらっただけです。前走の素晴らしい形をイメージして、グレードレースを勝っている馬が多いなかで、どれだけやれるかと思っていましたが、昇級戦で重賞を勝ったし、凄い馬ですね。僕自身、大きなけががありましたが、こんなチャンスをいただいて感謝しています。これからも期待に応えられるよう、一歩一歩頑張りたいと思います」とレース後に吉田隼人騎手はコメント。ガビーズシスターは操縦しやすく、卓越したレースセンスの持ち主ですが、初騎乗ながら完璧にエスコートした鞍上も賞賛されるべきでしょう。ダートでは底らしい底を見せていないガビーズシスター。今後は距離を延ばすのか、6ハロン以下にこだわったローテーションを組むのか、興味は尽きません。
クロジシジョー(7番人気)は数字以上に馬体を大きく見せて、ハツラツとし
サンライズアムール(4番人気)は馬体がきっちりとできていたし、動きは力強くて迫
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。