2025年10月13日(月) 3回京都5日


1着馬にマイルCSの優先出走権が与えられる。芝は土曜日に2度のレコード決着。ペースひとつで時計が出る状態だった。スワンSは2015年にウリウリがマークしたコースレコードを0秒1更新する1分18秒9の決着。まだ開幕2週目で内有利の馬場、それでいて先行馬には厳しいペース。ロスなく内を回った差し馬にとってはいい展開。そんななか、勝ったオフトレイルはスタートで後手を踏んで後方から。勢いがついた坂の下りでは抑えるのに苦労するほどの手応え。直線では内から先に抜け出した他の上位馬を外からまとめて差し切った。「VTRで調教の動きを見て、状態の良さは感じていました。スタートがひと息で、当初の予定とは違ったレースになりましたが、直線はしっかり脚を使ってくれました」と菅原明良騎手。昨年の②着馬が1年を経てパワーアップした姿を披露。京都コースも走る。
②着には12番人気のワイドラトゥールが入って馬単は22,150円。これで4年連続の万馬券決着。手前味噌になるが、担当したデータ室は③着ランスオブカオスに◎。買い目は◎1頭軸の3連複10点買いで、30,920円の払い戻し。久々のクリーンヒットで、来週から始まるGⅠシリーズに向けていい弾みがついた。そのワイドラトゥールは道中は中団のインを進んで、直線は前をいくランスオブカオスを追いかけて、1ハロン標過ぎにその外へ。これで京都1400mは4戦2勝②着1回。勝ち馬と同様、コース適性は高い。ランスオブカオスは枠なりにラチ沿いを進んで、前にウインマーベルを見ながら。ウインマーベルは交わしたが、最後に後ろにいた2頭に外から差された。今日は休み明けの分もあっただろう。1400mは新馬戦以来だったが、適性は確認できた。
ウインマーベルは促して好位のイン。直線で逃げたワールズエンドの内を突いて一旦は抜け出したが、最後に交わされた。この馬も休み明け、それにペースを考えるとよく頑張っている。ワールズエンドは前半33秒5。今日は昇級戦でさすがにペースが厳しかったか。アドマイヤズームも休み明けだったが、それよりも枠順の差が大きく、内に入れられるところがなかった。外枠では一番頑張っている。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。







