2月1日(日曜)に東京競馬場で行われた第40回GⅢ根岸S(ダ1400m・4歳以上・別定・晴れ・良馬場)はロードフォンスが優勝。管理する栗東・安田翔伍調教師、騎乗した横山和生騎手ともに根岸Sは初勝利。この結果、優勝したロードフォンスはGⅠフェブラリーSの優先出走権を獲得した。ロードフォンスは北海道新ひだか町ケイアイファームの生産馬。馬主は(株)ロードホースクラブ

 

 

それでは、レースを振り返っていきましょう。

 

 

 

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【展開・ペース】 最内枠からウェイワードアクトが主張し、ハナを奪いました。前半3ハロン通過は35秒5。平均ペースで推移し、直線に向いてからは瞬発力比べになりました。

 

 

【レース分析】 ロードフォンス(6番人気)は昨年の根岸Sで②着。少しうるさいのはいつものことで気力は旺盛。脚取りは力強く、いい仕上がりでした。ポンと好スタートを決めると、スッと控えて好位のインに陣取りました。直線ではエンペラーワケアの直後から馬群を抜け出し、快勝。この馬自身、東京ダ1400mではこれまで3勝を挙げているようにベストの条件。鞍上の好騎乗も光りました。

 

 

「昨年、交流重賞を勝たせてもらっていますから、能力があることは知っていました。それでも、なかなか思い通りにいかないことが多々あったのですが、厩舎が素晴らしいデキで連れてきてくれたので、今日は馬を信じて乗ったんです。乗り難しさはあるものの、爆発力は素晴らしいものがありますからね。それを引き出すためにリズム良く直線に向きたかったのですが、うまくエスコートすることができました。外枠には地方の馬が3頭いましたし、それ以外のことも考えると後手に回ってしまっては良さが生きないと思い、次も見据えて攻めるレースをしました。いつもより前の位置になりましたが、馬の雰囲気やデキが良かったですし、よく頑張ってくれました」横山和生騎手はレース後にコメント。状態が良かったことで、いつもより前で流れに乗ることができた印象。昨年はコスタノヴァが根岸S、フェブラリーSを連勝しました。これを含め、過去10年のフェブラリーSで根岸S優勝馬は(5・1・1・2)と活躍。ロードフォンスは次走、ドバイゴールデンシャヒーンに出走予定とのことですが、来年以降も優勝馬は本番でも目が離せません。

 

ロードフォンスの4代血統表

 

バトルクライ(13番人気)は馬体重がプラス12キロ。少し立派に映りました。前走で1200mの速いペースを経験させたことが刺激となったんでしょうか。先行勢に有利な展開でしたが、メンバー最速の上がり3ハロン34秒8をマークして②着に追い上げました。振り返るとレモンポップが勝った一昨年の根岸Sで③着。7歳でも脚力が健在であることをアピールしました。ダノンフィーゴ(4番人気)は馬体に無駄な肉がなく、スカッと見せていました。動きに活気もあり、気配の良さが目につきましたね。直線に向いてからは馬群の中でいくらか追い出しを待たされましたが、ロードフォンスのあとを追うようにして渋太く脚を伸ばして③着に好走。地力を強化していますね。

 

 

オメガギネス(5番人気)はリズミカルに周回し、ハツラツとした動き。馬体もきっちり仕上がっていました。ゲートを出てからは自然体で中団のインを追走。脚をためて運び、そのまま内を狙って見せ場を作りましたが、もうひと押しが利きませんでした。⑤着は初めてのダート起用となったマピュース(8番人気)。ガッチリとした造りで脚捌きは力強かったですね。後方に控えて終い勝負。砂を被っても怯む様子はなく、直線ではジワジワと脚を伸ばしてダート適性を示しました。本命に推したエンペラーワケア(2番人気)は⑥着。馬体重はプラス11キロでも大型で太め感はなく、迫力満点の周回。平均ペースの3番手で完璧な立ち回りでしたが、ラスト1ハロン付近から伸びを欠いてしまいました。このあたりは休み明けの分なのでしょうか。次走での巻き返しに期待したいですね。1番人気に支持されたインユアパレスは⑨着。手応え良く好位を進みましたが、直線では伸びを欠いてしまいました。状態面が万全ではなかったのでしょうか。

 

 

 

text by 京増 真臣

 

 

  

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