藤原有貴 3月6日の推奨馬

ひとり勝負レースＧＰ（仮）

～日曜の狙い目～

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

3月6日(日曜)

中山  9Ｒ  湾岸S

◎  9  ビッグリボン

　湾岸Sが行われるのは中山芝2200ｍ。オールカマーと同じ舞台である。そのオールカマーだが、1997年にメジロドーベルが勝って以降、長らく牝馬による勝利（出走頭数自体が少ないが）はなかった。しかし、2015年にショウナンパンドラが優勝すると2016年からの6回中3回で牝馬がＶ。しかも20、21年はワンツーを決めた。エリザベス女王杯を見据え、前哨戦に選ぶ馬が増えたとはいえ、この傾向の変化は見逃せない。個人的にはレース中盤が緩み、上がり勝負になりやすく、その点で瞬発力に勝る牝馬が活躍していると推察している。

　前置きが長くなってしまったが、湾岸Sは4歳牝馬ビッグリボンから入りたい。戦列に復帰してからのレース内容は文句なし。キセキの全妹という血統背景からも、ここでOP入りをキッチリ決めたいところ。もう1頭気になるのはこちらも牝馬のスルーセブンシーズ。休養効果で馬体が成長。素晴らしい瞬発力を備えており、期待十分。牝馬が有利な条件という点に着目して馬券は2頭を軸に組み立てた3連単を買ってみたい。

藤原　有貴

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