ひとり勝負レースGP(仮)
~木曜の狙い目~
藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった
週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。
1月5日(木) 中山 12R
4歳以上2勝クラス(芝2,000m)
◎ 13 ボーンディスウェイ
新年、あけましておめでとうございます。本年も研究ニュースを、そして当コラムをどうぞよろしくお願い致します!
さて、先日の有馬記念後。中山競馬場から帰宅し、少し休んでからホープフルS号製作のため再び美浦支局へ移動。その道すがら、地元の最寄り駅。冷たい風が吹き抜けるホームに1人の外国人男性。視線はスマホと電光掲示板を行ったりきたり、ひと目で何か困っているのは察しがつく。
「メイアイヘルプユー?」
と声をかけると、彼は握り締めたスマホの画面を見せてきた。ディスプレイの文字はまったく何語かは分からないが、いわゆる乗り換え案内の画面。なるほど目的地の付近の駅に行きたいが、ターミナルとなっているこの駅で、どの電車に乗ればいいのか分からず迷っているようだ。幸い目的の駅は私の降車駅と同じ!それなら案内しますよと言おうとしたのだが・・・・
「アーーー・・・アー・・・ガイド?ガイド!ミープリーズ!?」
などとワケの分からない英語を発したが、まったく伝わっていない。
「ウィーアーセイムステーション!ゴーステーションウィズユー!」
これならどうだ!と思ったが、反応は今ひとつ。まずい・・・とそこへ乗りたい電車が入線してきた。時間がない。意を決し、彼を指差し、その後、自分を指差し、そして入線した電車を大きく振り被って指差し、
「トゥギャザーしようぜー!!!」
と声をかけると、曇っていた彼の表情が晴れ、大きく頷いてくれたのだ。嘘のような本当のハナシ。ルー大柴さんの発するルー語は世界共通だと認識させられたのであった。彼はウズベキスタン出身。これから同郷の知り合いに会いに行くのだというような雰囲気のことを教えてくれた。そして無事に目的の駅に到着。軽くお辞儀し、『ラフマート!』と発して人混みに消えて行く彼。目を細めて見送る私。なんだろうかこの感覚は。そういえば、このところ人に優しく接していなかったんじゃないか、愛が足りてなかったんじゃないかと自分を省みる。これをいいターニングポイントに。23年は、もっと自分が変わらなければなどと思った次第。
より良い結果を求めてモデルチェンジ中なのが中山12R⑬ボーンディスウェイ。前向きな気性だから、これまでは先行策でホープフルS⑤着、ディープインパクト記念③着など実績を残してきた。転機となったのはセントライト記念。折り合いを重視し、後方を進むと直線ではなかなかの伸び脚。鞍上の石橋脩騎手も手応えを掴んだように映った。メンタル面などがまだ幼く、乗りこなすのにコツがいるタイプ。それだけに石橋脩騎手への手替わりは大きなアドバンテージに。4歳シーズンの初陣は人馬のチャレンジが実り、好結果が出ると見ている。
買 い 目 | |
単 勝 | ⑬ |
3連複 | ⑬-①③⑦⑩⑫⑭(15点) |