藤原有貴 12月3日の推奨馬（23年）

ひとり勝負レースＧＰ（仮）

～日曜の狙い目～

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

12月3日(日) 中京  11Ｒ 

チャンピオンズC（ダ1,800ｍ）

◎  11  ハギノアレグリアス

　JRAのダートGⅠはフェブラリーSとチャンピオンズCのふたつ。ダート好きとしては何としても当てたいレースである。

チャンピオンズCの予想のポイントはとても単純で前年のチャンピオンズC、そしてこちらも中京ダ1800ｍが舞台となる同年の東海Sでキラッと光るレースをしていた、好走していた馬を狙うこと。優勝した15年のサンビスタ、16年のサウンドトゥルーは前年、不向きな展開でも健闘。21年に人気薄ながら③着だったアナザートゥルースは同年の東海Sで好タイム決着の中、②着に頑張っていた。

今年、目を付けたのはハギノアレグリアス。東海Sはカラ馬がいたため4コーナーでの仕掛けを待たされ、更にゴール前ではそのカラ馬に寄られる不利も。もしもスムーズに運べていたならプロミストウォリアを捉えていただろう。これを含め、中京ダートでは①①②着のコース巧者。3年前の秋、白川郷S（1900ｍ）を勝ったのだが、滑らかなコーナーワークから素晴らしい伸び。時計は同開催のGⅢシリウスSより1秒以上速かった。当時から先々はチャンピオンズCで狙おうと決めていた馬。その後は屈腱炎による1年8カ月の長期休養を乗り越えてカムバック。ついにこの大一番に辿り着いた。絶好の条件で最高の結果を期待したい。

藤原　有貴

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