ひとり勝負レースGP(仮)

曜の狙い目~

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

 

 

7月7(日) 小倉  4R 

3歳未勝利(ダ1,700m) 11:35発走

 

◎  16  デイムサンライズ

 

 

まずは勝負レースGPから。上半期シリーズは後半、追い上げたものの残念な結果に。下半期も“午前中の男”スタイルでの推奨馬選びは継続。今度こそ、首位争いを演じたいものです。その前に・・・。

 

 

先日、仕事が終わり、夕方に立ち寄った一杯飲める定食屋さん。お酒、料理ともリーズナブルなお値段!これを支えるのがセルフサービス。基本的におしぼりとお茶、お水はお客さん自ら取りにいくことになっている。なるほど、とドリンクコーナーへ赴き、冷たいお水をコップギリギリまで汲み、席へ戻ると、何やら気になるお客さんがいる。どうやらひとりで来店している、おばちゃん。結構な音を響かせてスマホで映画?を見ている様子。ここは図書館ではないので、スマホの音量に関してはまあ許すとして、気になったのは彼女の座るテーブル。定食のおぼんを囲むようにお茶の入ったコップが何と5つもあるではないか!!既に3杯は飲み切って空っぽになっている。察するに学園モノ?恋愛モノ?と思しき映画を見ているようだが、聞こえてくるセリフのテンポが妙に早いから恐らく1.25倍、もしく1.5倍速で再生していると推測できる。早回しで見れば短い時間で1本見終えることができるし、お茶を汲んだコップを何個も持ってくればイチイチ席を立つ必要もない。タイムパフォーマンス、タイパもここに極まれり。そんなに急いであなたはどこへ行くんだおばちゃん。それに必要な分量以上に無料のものを貰ってくる、かき集めてくるという行為はどうも好きになれない。

 

 

腹が立つし、おばちゃんの様子も気になるが、自分のテーブルにも鯖の塩焼き定食とビールが到着したのでそちらに集中。さっぱりした大根おろしをホクホクの鯖に乗せて頬張り、ビールを流し込む。嗚呼、至福のひとときである。あらかた鯖の塩焼きを食べ終えて、おばちゃんの方を見ると、お茶をグビグビ飲んでいるではないか、いつの間にか残るお茶の入ったコップはひとつとなっている。映画の方はいよいよ佳境なのか、おばちゃんは食い入るようにスマホを覗き込んでいる。はっ!そこで気付く、最初からおばちゃんは計算していたのだ。つまり、映画がクライマックスに近付けば喉が渇く、喉が渇けばお茶を飲む。そう無計画ではなく、映画1本見終わると同時にお茶をすべて飲み干すように用意周到に準備していたことに気付く。ドラマを視聴しながら自分でドラマを作るおばちゃんと言うと大袈裟か。残るお茶の分量が砂時計の砂のようにすら思えてきた。もう物語も終盤なのだろう。こちらにも緊張が走る・・・。そして最後のコップにおばちゃんが手を伸ばす。グイッと飲み込んだのを見届けると聞こえるはずなどないのに喉が鳴る音が聞こえた気がした。ファイナルのお茶も残り半分。本当に見終わった瞬間に飲み切るのか、その答えを見届けてから店を出ようと決める。固唾を飲んでチラチラ見守る僕。傍から見たら完全に不審者である。そして、ついに最後のコップのお茶を飲み切ったーーーー。と同時にスマホを操作し始める、ホンマに映画は終わるのに合わせてお茶を準備してたんだ!やるやんおばちゃん!と思った刹那、「もしもしー今、〇〇でご飯食べてる」と電話がはじまっとるやないかーい!「うんうん」とおばちゃんは楽しそうに喋りながら席を立つと、新たにお茶を汲みにドリンクコーナーに向かったのであった。いろいろどないやねん。映画を見ている人を見ながら勝手に深読みしてストーリーを組み立てた自分はタイパ最悪。無駄な時間?を過ごしてしまったのは言うまでもない。

 

 

さて日曜日、注目しているのは小倉4Rに出走する16番デイムサンライズ。前回の新潟戦は4コーナーを過ぎて先頭に立ったが、残り100mを過ぎてから甘くなって④着。振り返ると3走前の阪神戦も内を突いて追い上げたものの、これまた残り1ハロン標識あたりから伸びが鈍化していた。1800mは微妙に長く、1700mがベストと見て間違いないだろう。小柄な牝馬だけに前走後、無理をせずに2カ月弱、間隔を取ったのはプラス。脚質に幅があり、周りの出方を見ながらプランを考えられる大外枠に入ったのも間違いなく好材料。ここで狙わずしていつ狙う!?

 

 

7月7日(日) 小倉  4R 

3歳未勝利(ダ1,700m)

券 種 買 い 目
単 勝
馬 連 ⑯-①⑥⑧⑩⑭⑮
3連複(1頭軸流し) ⑯-①⑥⑧⑩⑭⑮(15点)

 

 

7月7(日) 福島  11R 

七夕賞(芝2,000m)

 

◎  4  レッドラディエンス

 

 

 

コエミ委員長との馬券バトル24年シーズン。下半期シーズンのスタートとなった先週は私もコエミさんもハズれてしまって引き分け。今週こそは意気込む2人なのでありました。コエミ委員長の本命馬、コラム、記事は是非、コエミさんのXでご覧ください。

 

 

さて、競馬ブックTMトークの方で勝馬・野口誠TMと一緒に七夕賞を展望しております。是非、こちらをご覧下さい。一応、動画内で買い目を出しましたが、これは勝負馬券。コエミ委員長に負けたくない!という一心で、押さえの3連複を付け加えさせていただきます。

 

 

 

 

7月7日(日) 福島  11R 

七夕賞(芝2,000m)

券 種 買 い 目
単 勝 ④ 3,700円
馬単(①着固定) ④→③⑥⑨⑩⑪⑮ 各800円
3連複(1頭軸流し) ④-③⑥⑨⑩⑪⑮(15点) 各100円

 

 

藤原 有貴

藤原 有貴

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