ひとり勝負レースGP(仮)
~日曜の狙い目~
藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった
週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。
7月21日(日) 札幌 2R
3歳未勝利(ダ1,700m) 10:25発走
◎ 13 サンネリネ
まずは勝負レースGPから。下半期シーズンは開幕から②②着。勝ち星こそないものの、滑り出しは決して悪くはない。今週も、“午前中の男”スタイルで推し馬を選びました。
その前に、先日のこと。交通系ICカードにチャージしようと駅の券売機に向かうと、なかなかの行列。並んで待つことに。ATMなんかもそうだが、いざ自分の順番となって後ろにピタッと並ばれると心中穏やかではない。無用なプレッシャーをかけまいと、次が自分の番となったら、機械から少し離れて待機。ジメジメした気候が続くが、カラッとサラッとジェントルマンな僕。前の方が切符を買い終えたのを確認して券売機に向かおうとすると、すかさずヌルっと白髪のオッサンが横から勢い良く割り込んで券売機に向かうではないか。一瞬、ムッとしたが、「きっと相当急いでいるんだ」と自分に言い聞かせ、アングリーコントロール。怒っても仕方ないじゃないかとカラッと、サラッとホンマにジェントルマンな自分に酔う。少ししてオッサンが足早に立ち去ったあと、無事にチャージを終え、ホームへの階段を上がる。
ふっとホームにある駅そば屋に目を向けると、そこには驚くべき光景が広がっていた!さっきの白髪オッサンが勢い良く、ざる蕎麦を啜っている様子がガラス張りの店内に確認できたのである。唖然愕然。いやいや急いで電車に乗るんだと思ってこちらは券売機を譲ったのに、あまりに酷いじゃないか、呆れと怒りが交錯し、ジェントルマンの仮面を脱ぎ捨て、こっちも怒るオッサンに変身!まったくもって、やっトレンディ!ふざけんな!と思った次の瞬間、無意識に「So bad」というフレーズ、ダジャレが頭をよぎって、ニヤけてしまったではないか。しかしだ、どうだい、白髪オッサンよ人に嫌な思いをさせて食べる蕎麦は美味しいかい?小さくていいからバチが当たってほしい!蕎麦の薬味のネギよ白髪オッサンの気管に入ってしまえ!と必死にネギに念を送るのであった。
さて、勝負レースGPである。札幌2Rの⑬サンネリネに期待する。2走前、ワンダーカモンが勝ったレースが初めてのダ1700m、1周競馬。結果は⑧着に完敗も、当時は粒揃いの好メンバー相手。距離適性は示した。続けての1700m起用となった前走はジワジワ伸びて④着と掲示板に載ってレース内容もグンと良化。2戦とも屈強な牡馬相手の戦いだったが、今回は待望の牝馬限定戦。前回並みのパフォーマンスが発揮できると勝ち負けになっていい。
7月21日(日) 札幌 2R
3歳未勝利(ダ1,700m)
券 種 | 買 い 目 |
単 勝 | ⑬ |
馬 連 | ⑬-⑧⑫⑨⑪①⑤(6点) |
7月21日(日) 小倉 11R
中京記念(芝1,800m)
◎ 13 ニホンピロキーフ
コエミ委員長との馬券バトル24年シーズン。下半期シーズンも第3節が終了。先週はどちらも的中ならずという悲しい結末。今週こそは!コエミ委員長の本命馬、コラム、記事は是非、コエミさんのXでご覧ください。
中京記念で注目したのは⑬ニホンピロキーフ。前走の鳴尾記念は⑫着と完敗。序盤、行きたがった分、粘りを欠いたわけだが、これはマイラーズCを使ったあとの2000m戦にありがちなレースぶり。ペースの違いに戸惑ったと見たい。そのマイラーズCではソウルラッシュ、セリフォスという一流マイラーに続く③着。これは高く評価できる。それなのに背負うハンデは56.5キロ止まりなのは恵まれた。そして舞台は3戦3勝の小倉に替わり、最終週の荒れた馬場も苦にしないタイプ。鞍上は間もなくフランスへ武者修行へ向かう田口貫太騎手。師匠である大橋調教師の管理馬で重賞勝ちを収め、海を渡ってもらいたいものである。
7月21日(日) 小倉 11R
中京記念(芝1,800m)
券 種 | 買 い 目 |
単 勝 | ⑬ 3,400円 |
馬 連 | ⑬-①②③⑥⑦⑫ 各700円 |
ワイド | ⑦-⑬ 2,400円 |