ひとり勝負レースGP(仮)
~土曜の狙い目~
藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった
週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。
10月25日(土) 京都 10R
長岡京S(芝1,400m)
「藤原さんはいつも楽しそうでいいですね」と、よく言われる。『そうなんですよ!人生、楽しいことばっかりで』と返すほど馬鹿ではなく、また実生活が充実しまくっているわけはなく・・・。『いやあ、笑ってますけど正直、毎日が辛くて辛くて』と答えるほど不幸のどん底でもない。そう言われた際は気持ち悪い、はにかんだ笑みを浮かべ、頭を掻きながら『そうですかね。ハハハ・・・』と返答することがほとんどである。
おっさんと呼ばれる年代に足を踏み入れてから心がけていることがふたつある。それはなるべく、愛想良くすること。若い時は何ら問題がなかったのだが、男はおっさんになると黙っているだけで非常に周りの心象が悪く、不機嫌に見える。これは大多数の方の賛同を得られると自負している。黙っているだけなのに他者とのコミュニケーションに障害が発生しては厳しく、それを回避すべく、全力で常に笑顔、気軽に話しかけやすい雰囲気を作っている。が、それは時として、いや時としなくても若い人や女性からは気持ち悪く映る。それは百も承知。そのリスクを分かったうえで、多数の支持が集まらないことも納得のうえで浮かべる笑顔。そんなおっさんに優しくしてくれなどというつもりは毛頭ない。女性は愛嬌、おっさんは愛想。読者諸兄がおっさんになるかならないかという時期が来たなら、ほんの少し思い出してもらいたい。ちなみに心がけていることのもうひとつは、お風呂で後頭部から首筋にかけての部分を丹念に洗うこと。そこから加齢臭が吹き出すのだとある文献に書いてあった。その本は民明書房刊だったが。
さて、先週はキャリア豊富な牡馬を推奨したものの、的中ならず。前置きでおっさんについて書き過ぎたせいで、自分がおっさんなのにおっさんに食傷気味でもあり、京都10Rに出走する4歳牝馬⑨レディマリオンを推す。2走前がレコード決着の中、②着。続く前走は着順を下げて④着。タイムの出やすい開幕週の東京の芝はぴったりと考えていたのだが・・・。気になったのはパドックでいつもよりテンションが高かったこと。久しぶりの前日輸送が影響し、存分に力を出せなかった可能性は考えられる。今回は近場で当日輸送となる京都が舞台。初めて背負う斤量56キロは気になるが、走る方に集中できれば大きく変わっていい。
10月25日(土) 京都 10R
長岡京S(芝1,400m)
◎ 9 レディマリオン
| 券 種 | 買 い 目 |
| 単 勝 | ⑨ |
| 馬 連 | ⑨-⑬ |
藤原 有貴