競馬 研究ニュース

ラジニケの予想はじめました

自称「元敏腕トラックマン」という方から研究ニュースに一通のメールが届きました。ウイルス怖いなと思いつつ中身を確認してみると、ラジオNIKKEI賞の予想が!

本当に競馬が好きだよねと嬉しく思い、折角なのでブログで公開しちゃいます。なお、本人は恥ずかしがり屋の為に名前は伏せてお届けします♪

 夏の福島開催初週に行われ、夏競馬の訪れを告げるラジオNIKKEI賞。

 クラシックを沸かせた一線級が出てくるわけではないが、そこで思うように結果を出せなかったが実力のある馬、また条件戦を勢い良く勝ち上がり秋を見据える昇り馬が顔を揃える、見どころ十分の一戦となっている。

 レースの傾向としては開幕初週に移行してからの過去4年で1番人気が3連対しているが、2~3番人気馬はすべて馬券圏外へ。その代わりに例年先行した人気薄が粘り込んでいる。内枠を引いた先行馬は人気薄でも注意が必要だ。

 また、福島は小回りコースでもあり、瞬発力よりも持久力を求められる。東京や新潟で後方から鋭く追い込んできた馬は勝ちっぷりが良く高評価しがちだが、過剰人気するようならば評価を落として考えたい。

⑥サトノクロニクル……これまで5戦して全連対と底を見せず、前々走ではG2京都新聞杯で2着。ここでは実力上位を思わせるものだが、ここ2走は重賞・オープン特別ではあったものの、相手が手薄でレースレベルに疑問符がつく。斤量57㎏もどうか。過信は禁物だろう。

⑫クリアザトラック……前走で古馬相手に勝利。前につけて終いも鋭く脚を使えるタイプで、阪神や東京など直線が長く、瞬発力を生かせるコースとは相性がいい。一方で福島のような持久力を求められるコースへの適性は未知。大外枠もマイナスで、割引せざるを得ない。

⑤ライジングリーズン……上がりを要する中山で2勝。持久力勝負には対応できそうだが、今回は牡馬相手で、実質トップハンデタイとなる55㎏。差し脚質もプラスとは言い難い。

⑪セダブリランテス……骨折明けで初芝の前走を快勝。大きな上積みも見込めるが、やはり福島への適性がネック。

 以上の通り、上位人気を背負いそうな馬は不安材料も多く、崩れる可能性も否定できない。波乱含みの一戦として予想を組み立てていきたい。

③ニシノアップルパイ……このレースの狙い目に挙げた、内枠の先行馬。前走は直線の長い東京でもラスト1ハロンまで先頭に立つ渋太さを見せていて、福島に替わって粘り込みは十分。

⑦ウインガナドル……馬群で揉まれた前々走を除けば大崩れがない。勝った舞台は東京と新潟だが、雨馬場など終いを要する勝負だったし、心配無用だろう。ここは気分良く運べそうな組み合わせでもあり、重賞初挑戦でも勝負になる。

①ロードリベラル……前走は休養明けで道中掛かって終いバッタリ。ひと叩きしてガス抜きができただろうし、福島で前が残る展開のなか差し切った前々走の内容も魅力的。

④マイネルスフェーン……ここ2走が振るわないが、相手が強く、どちらも展開が向かなかった。スパッとは切れないがジリジリ脚を使うタイプで、東京から福島に替わるのも好材料。脚質にも幅がある。巻き返し可能だろう。

どれも決め手に欠けるので本命に抜擢しづらいが、

◎ニシノアップルパイ

○ウインガナドル

▲ロードリベラル

△マイネルスフェーン

×サトノクロニクル

×クリアザトラック

×ライジングリーズン

×セダブリランテス

として、馬連BOX①③⑦(3点)を本線に、

3連複フォーメーション③―①④⑦―①④⑤⑥⑦⑪⑫(15点)

で勝負したい。

text by 濱崎貴広