函館記念

 土曜日の傾向からも分かる通り、馬場は圧倒的に先行勢に有利。函館記念の過去10年を見ても、内を通った先行馬が上位を占めている。ハンデ戦でもあり、実力比較よりは、展開や適性などを重視して予想していきたい。

 ①サトノアレスは昨年の2歳王者で、前走では巴賞に勝利。斤量も引き続き54だし、内枠を引いたこともあり、条件は良さそう。ただ、前走時は少頭数だったからこそ好位で運べた感。頭数が増えるとそのポジションを取れるかどうか不安もある。

 ⑩ステイインシアトルの前走はかなり楽なペースで悠々と押し切り勝ち。ヤマカツ、マイネルなど先行勢が揃うここ、流れは前走時より確実に厳しくなる。どこまでやれるか。

 ⑦マイネルミラノは昨年の優勝馬。適性は十分だが、今回は当時より斤量2㎏増でトップハンデを背負う。その点がどうか。

 ⑥アングライフェンは前走の巴賞で2着だが、その前走は瞬発力勝負になり、自身の適性にうまく嵌まった感。持久力勝負濃厚なここ、不安の方が大きい。

 ⑪ツクバアズマオーは昨年の3着馬だが、当時より斤量2㎏増。外枠の差し脚質でもあり、よくて入着までか。

 ⑫ルミナスウォリアー⑯サクラアンプルールも外枠だけに割引は必要だろう。

 ⑮ヤマカツライデンは後続の仕掛け次第では一発あってもいい。

 ②ダンツプリウスは持久力に優れたタイプ。ここ数戦は上がり勝負で噛み合わなかったが、今回は最大限に力を発揮できそうだ。当然、内枠もいい。

◎②ダンツプリウス

○①サトノアレス

▲⑦マイネルミラノ

△⑩ステイインシアトル

×④ケイティープライド

×⑨スーパームーン

×⑮ヤマカツライデン

馬連◎─▲△×××(6点)

三連複◎─○▲△×××─○▲△×××(15点)

text by 濱崎貴広