2018年7月23~29日のニュース
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7月24日(火)
●ジャンダルムが米遠征を断念
11月3日にアメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で行われるGⅠブリーダーズカップマイルに挑戦する予定だったジャンダルム(牡3・栗東・池江泰寿厩舎)が遠征を見送ることが分かった。秋は東京競馬場で施行されるGⅢ富士SからGⅠマイルCSに向かう予定。
7月26日(木)
●大井競馬が豪雨災害復興支援競走の開催を発表
東京シティ競馬は7月30日の11Rを「平成30年7月豪雨災害復興支援サマーナイト賞」として実施し、売得金の1%を義援金として日本赤十字社に寄付することを発表した。第8回開催(7月30日~8月3日)、第9回開催(8月12日~17日)に大井競馬所属の騎手も参加する被災者支援募金活動を実施。こちらも義援金として日本赤十字社に寄付する予定。
川崎競馬は平成30年7月西日本豪雨災害の復興の一助として「被災者支援レース」などの支援活動を実施。7月23日の全12Rの売得金の0.5%にあたる3,884,791円と神奈川県騎手会による募金活動で集まった62,579円を合わせて日本赤十字社に寄附した。
●米3冠馬ジャスティファイが無敗のまま引退
今年、史上13頭目となる米三冠馬となったジャスティファイ(牡3・アメリカ・B.バファート厩舎)が左前脚の怪我により引退することが発表された。ジャスティファイは今年2月にデビューし、3冠最終戦のベルモントSまでの6戦無敗。1977年のシアトルスルー以来、41年ぶりとなる無敗での3冠を達成。年明けにデビューした馬が3冠を制したのは史上初の快挙。今後はクールモア系のケンタッキー州のアシュフォードスタッドで種牡馬入りする予定。
7月27日(金)
●JRAが各場の含水率を発表
JRAは開催競馬場の芝・ダートコースの「含水率」のホームページでの公開をスタートした。新たに提供されたのはゴール前と4コーナーの2カ所の含水率。含水率はJRAホームページで金曜日の正午過ぎと開催日の午前9時20分頃に更新される。
●武藤雅騎手が左手首を骨折
7月26日に美浦トレセンで転倒し、週末に騎乗予定だったレースがすべて乗り替わりとなった武藤雅騎手は診断の結果、左手首の骨折が判明した。復帰までは最短で6週間を要する見込み。
7月28日(土)
●幸騎手がJRA通算19,000回騎乗
小倉9Rでティーブラッサム(牡4・栗東・五十嵐忠男厩舎)に騎乗した幸英明騎手が史上6人目となるJRA通算19,000回騎乗を達成した。1994年3月5日にデビューし、24年4カ月24日での記録到達。これは武豊騎手の持つデビューから28年29日を超えるJRA史上最速、最年少記録。
幸英明騎手のコメント「関係者およびファンの皆様のおかげです。感謝しています。今後も大きな節目となる20,000回騎乗に向け、ひと鞍、ひと鞍大事に乗っていきたいです」
●小倉競馬日曜分とWIN5の夜間発売を取りやめ
JRAは台風12号による影響が見込まれるため、小倉競馬日曜分とWIN5のインターネット投票による土曜の夜間発売を取りやめた。尚、翌日の小倉競馬は通常通り開催が行われた。
7月29日(日)
●福永騎手が勝利数歴代6位に
福永祐一騎手が新潟6Rをビックピクチャー(牝2・栗東・藤原英昭厩舎)で勝利。デビューから16,410戦目で勝利数歴代6位となるJRA2,112勝に到達。河内洋元騎手(現・調教師)を抜き、現役では武豊、横山典弘、蛯名正義、柴田善臣に続く5位。
●ルメール騎手が年間100勝達成
C.ルメール騎手が札幌6Rをリープリングスター(牡2・美浦・木村哲也厩舎)で勝利し、4年連続4回目となるJRA年間100勝を達成した。これは昨年を上回るペースで今年、JRA所属騎手では100勝一番乗り。
●岩田騎手が骨折
札幌競馬3Rでシャドウラーテル(牡3・美浦・斎藤誠厩舎)に騎乗した岩田康誠騎手がスタート時に右すねを強打し、右腓骨(ひこつ)遠位部骨折と診断された。
●モレイラ騎手が7勝の固め打ち
短期免許で来日中のJ.モレイラ騎手が7月28日に札幌で3勝を挙げると、翌日も4勝をマーク。土日合わせて17鞍に騎乗し、合計7勝を挙げる活躍を見せた。モレイラ騎手は7月31日に大井競馬場で初めて騎乗する予定。8月11、12日はシャーガーC参戦のためイギリスへ渡る。