2018年7月30~8月5日のニュース

桑村真明騎手が通算1000勝達成

ブライトエンブレムが引退

ラインミーティア逝く

アブドゥラ騎手がJRA初勝利

M.デムーロ騎手がJRA年間100勝達成

小倉競馬場の入場人員レコード更新

芝1700mのレコード更新

ジャニアルがジャックルマロワ賞の出走を取りやめ

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7月31日(火)

●桑村真明騎手が通算1000勝達成

 門別8Rでファイトファイヤー(牡3・北海道・角川秀樹厩舎)が①着となり、騎乗していた桑村真明騎手が地方・JRA通算1000勝を達成した。通算7488戦目での記録到達。ホッカイドウ競馬の現役騎手では6人目。桑村騎手は1987年3月26日生まれ。東京都出身。2005年4月20日にデビュー2018年北海優駿を含む重賞30勝。

桑村真明騎手のコメント「デビューした頃は1000勝という数字は特に意識してはいませんでした。嬉しかったのはイナズマアマリリスでJRAの2歳500万(2008年9月札幌競馬)を勝ったこと。悔しかったのはビッグバンに乗った全日本2歳優駿(2009年)で1番人気でしたが、結果を出せなかったことですね。角川先生を始め、周りの調教師の方、馬主さんのバックアップがあったからこそ出た結果です。期待に応え、信頼してもらえるような騎手になりたいです」

 

8月2日(木)

●ブライトエンブレムが引退

 JRAは2014年のGⅢ札幌2歳Sで優勝したブライトエンブレム(牡6・美浦・小島茂之厩舎)の競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は北海道安平町のノーザンファームで乗馬となる予定。ブライトエンブレムは父ネオユニヴァース、母ブラックエンブレムという血統。2014年6月にデビューし、同年9月のGⅢ札幌2歳Sで重賞初制覇。今年7月ののTvh賞がラストランとなった。通算14戦2勝。


●ラインミーティア逝く

 2017年のサマースプリントシリーズの王者ラインミーティア(牡8・美浦・水野貴広厩舎)が蹄葉炎により経過観察中だったが、容態が急変したため安楽死の処置がとられた。ラインミーティアは父メイショウボーラー、母アラマサフェアリーという血統。格上挑戦で挑んだ2017年のGⅢアイビスサマーダッシュ西田雄一郎騎手とのコンビで優勝し、続くGⅡセントウルSで②着に好走。サマースプリントシリーズ王者となった。通算成績は42戦5勝

 

8月4日(土)

●アブドゥラ騎手がJRA初勝利

 小倉11R九州スポーツ杯(3歳以上1000万下・芝1200m)でブレントン・アヴドゥラ騎手がエントリーチケット(牝4・栗東・宮徹厩舎)に騎乗してJRA初勝利を挙げた。アヴドゥラ騎手は今回初めてJRA短期免許を取得。小倉を拠点に騎乗している。

●M.デムーロ騎手がJRA年間100勝を達成

 ミルコ・デムーロ騎手が新潟8Rをアウィルアウェイ(牝2・栗東・高野友和厩舎)で勝利し、4年連続4回目となるJRA年間100勝を達成した。今年はC.ルメール騎手に続く2人目の記録達成。

 

8月5日(日)

●小倉競馬場の入場人員レコード更新

 8月5日の第2回小倉競馬4日目の入場人員40,196名(うち女性12,944名)は1997年第1回小倉競馬8日目の36,745名を上回る、小倉競馬場の入場人員レコードとなった。

峯島善弘開催委員長のコメント「これほど多くのお客様にご来場いただけたのも、熱く繰り広げられたレースとともに、大変人気のある竹内涼真さんがご出演されたことが大きいと思います。小倉競馬はまだまだ続きます。様々なイベントをご用意いたしておりますので、またのご来場をお待ちしております」

●芝1700mのレコード更新

 小倉9R青島特別でサラキア(牝3・栗東・池添学厩舎)が1分39秒5のタイムで勝利。3歳以上芝1700mの中央競馬レコードタイムを更新した。従来のレコードは2009年7月18日に小倉競馬場で行われた対馬特別でメイショウジェイが記録した1分39秒8だった。またこの日はメインレースのGⅢ小倉記念でトリオンフ(牡4・栗東・須貝尚介厩舎)が1分56秒9のコースレコードをマークして勝利した。

●ジェニアルがジャックルマロワ賞の出走を取りやめ

 8月12日にフランス・ドーヴィル競馬場で行われるGⅠジャックルマロワ賞(芝・直線1600m)に出走を予定していたジェニアル(牡4・栗東・松永幹夫厩舎)は現地の調教場で放馬した際の外傷により、同レースの出走を取りやめることとなった。ジェニアルは今後、フランスに滞在し、凱旋門賞当日、10月7日に行われるGⅠフォレ賞(パリロンシャン競馬場・芝1400m)を目標に調整していくことが決まった。なお、JRAによるジャックルマロワ賞の勝馬投票券の発売は予定通り実施される。