2019年6月1日(土) 3回阪神1日

 スタートで内にヨレたタニノフランケルは2番手の外、その内がプラチナムバレット。大外枠のブラックスピネルがハナを切る形。人気の一角ギベオンはスタートで躓いて後方から。前半60秒4─後半59秒2だが、開幕週にしては時計がかかる馬場で、ややスローぐらい。その割に上がりが35秒3、特にラスト1ハロンが12秒5とかかったように意外とタフな競馬だったか。レースレベル的にはあまり高く評価できないかも。

 その中にあってメールドグラースは完勝。馬群の一番外を回って楽々と差し切った。ここでは力が違った感じ。ブラックスピネルはマイペースに持ち込んでの粘り込み。コロンと映るのは体型的なもの。-8㎏とひと叩きして絞れていました。ステイフーリッシュは逃げ馬を捉まえられなかったあたり、やはりパンチ不足。ギベオンは前述通り、スタートで躓いて後方から。ジョッキーの「やりたいレースができなかった」はその通りかもしれないが、最後に迫ったのは前が止まった分もあり、物足りない。結果論かもしれないが、タニノフランケルは自分のリズムで走れていないように見えた。デキが本当でなかったのかもしれないが、相手に併せるのではなく、強気に自分の競馬をさせたい。

 

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。