2020年11月22日(日) 5回阪神6日

平均と2019年は京都競馬場

 大方の予想通りレシステンシアがレースを引っ張って、前半46秒9-後半45秒1。レースの上がり33秒5はかなり速いです。最速ラップはラスト2ハロン目の10秒8。今年は阪神で行われた為に、例年との単純な比較はできませんが、位置取りと速い上がりが使えることがポイントとなったのは間違いないでしょう。

 勝ったグランアレグリアは好位で脚がたまっていました。4角の手応えを見て、これはやられたなと。直線で前が壁になっても慌てず、外に切り返すと一気に弾けました。一言で力が違うといった勝ちっぷり。今日のレースぶりなら距離が延びても対応できそうです。

 インディチャンプは勝負どころで内にいた勝ち馬に蓋をして、追い出すタイミングもバッチリ。一旦は先頭に立ち、完全に勝ちパターンでした。これはもう相手が悪かったとしか。

 アドマイヤマーズも②着馬にヒケを取らない立ち回り。最後は決め手の差が出ましたが、見せ場は十分。上位3頭は他と比べると力が上でした。

 スカーレットカラーは向正面で内に入れ、極力ロスをなくすレース運び。他馬が荒れた内の馬場を避ける中で、一か八か敢えて内を突く騎乗、岩田康誠騎手のイン差し健在といったところでしょうか。サリオスはメンバー最速の上がり33秒1をマーク。枠順や後方から大外を回るレースぶりを考えると、むしろよく掲示板まで来ました。

text by 小林  

 

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。