2021年11月28日(日) 5回阪神8日

 前半34秒3、後半34秒5。ミドルペースだが、後ろに行くほど遅く、最後の1ハロンでガクッとラップが落ちる消耗戦。勝ったエイティーンガールは出遅れて最後方から。内枠でしたが、最初から大外を回すつもりで、テンから躊躇なく外へ。もともとG3なら決め手が上。展開、時計のかかる馬場など、うまく嚙み合って直線一気の差し切り勝ち。

 同様にタイセイビジョンも外めで終いを生かす競馬を意識した立ち回り。外を動いていくロスは展開と馬場で相殺。前走と違って、不利なくスムーズな競馬ができた。ただ、結果的に勝ち馬と比べると動き出しが少し早かったかも。勝ち馬と同様、条件さえ嚙み合えば今後も重賞で勝ち負けできる力の持ち主。

 ファストフォースは押して押してハナ。この日の阪神芝は内1頭分だけ外と互角に戦えた印象。差し決着ではあったが、そこまで速いペースではなかったし、行き切ってしまえば渋太い馬。ラチ沿いで一杯に粘って③着を確保。

 シヴァージは確かにレース運びが上手になっているが、今日は勝負どころの反応がひと息。吉田隼人騎手は、「ゲートを出たなりで運んだのですが、馬場の悪いところを走らされてしまったのかな。前の馬は交わしてほしかったですし、これなら後ろから行って外を回した方が良かったかもしれません。それに、位置を取ってしまうと最後がなくなってしまうのかもしれない」と。

 レイハリアはまさかの殿負け。これだけ負けるのは能力云々ではなく、デキや精神面が整っていなかったのかも。

 text by 小林  

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