10月29日(日曜)に東京競馬場で行われた第168回GⅠ天皇賞(秋)(芝2000m・3歳以上・定量・晴れ・良馬場)はイクイノックス(単勝1番人気)が史上3頭目となる連覇を達成した。管理する美浦・木村哲也調教師は昨年に続き、当レースは2勝目。騎乗したC.ルメール騎手は5勝目となった。イクイノックスは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)シルクレーシング。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 予想通り、ジャックドールがハナを奪いましたが、ガイアフォー
【レース分析】 イクイノックス(1番人気)は3歳時にあった緩さがなくなり、体の張りは際立つ
「イクイノックスは世界一の馬ですし、今日は彼の強さを見せることができました。感心しました。速いペースを維持できますし、直線では段々と加速してくれました。勝ち時計を見てびっくりです。スタートしてからいいポジションを取れますし、冷静に走れます。それにスタミナも十分あって、終いはいい脚を使ってくれます。完璧な馬です。天皇賞は自分にとっても大事なレースなので、勝てて良かったです」とレース後にC.ルメール騎手はコメント。②③着に追い込みタイプが浮上したように厳しいペースの中を先行抜け出し。しかもレコードのオマケつきと、世界ランキング1位に相応しい走り。昨年同様、今年の東京競馬場に衝撃が走りました。古馬になってからも凄みを増しており、キタサンブラックの仔らしい成長力もまた素晴らしいものがあります。
ジャスティンパレス(6番人気)はディープインパクト産駒らしく均整の取れた造り。無
ダノンベルーガ(4番人気)は体が絞れており、気持ちが乗って気力旺盛。毛ヅヤも冴え、状態は良かったですね。イクイノックスを追いかけて勝ちにいった分、プログノーシスにアタマ差遅れてしまいましたが、次につながるレースはできました。ガイアフォース(7番人気)は体に重厚感があり、力強い脚捌き。気合乗り
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。