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第71回 日経新春杯 回顧

 

 

2024年1月14日(日) 1回京都5日

 前半58秒3─24秒5─後半60秒9のハイペース。出ムチを入れてディアスティマが前へ。内からリビアングラス、外からシンリョクカが来て、テンの2ハロン目と3ハロン目が10秒台。残り4ハロンからは11秒9とペースアップし、先行馬には厳しい流れになった。道中は縦長になって、向正面では前述の3頭にサヴォーナが加わった4頭が先団。地力勝負だから内を運べた点は良かったとはいえ、この流れで2着に粘ったサヴォーナは強い。そして、それを外から差し切ったのがブローザホーン。道中は中団の外。3ハロン標から進出を開始。前に目標がいて流れは味方したが、外から動いてと、こちらも強い競馬をしている。「先生(中野栄治調教師)がもうすぐ定年ですし、重賞も最後かもしれないなか、結果を出せて良かったです」と菅原明良騎手。

 サトノグランツとハーツコンチェルトも負けたとはいえ、見せ場は作った。前者は上位で最も重いハンデ57.5㎏を背負っていたし、地力勝負を自分から勝ちに動いていって一旦は先頭。後者もサトノを相手に定めて頑張っているが、結局捉えきれず、勝ち馬には外から差されてしまう。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。