2024年2月17日(土) 2回京都7日
前半34秒5は過去平均と比べると速い。その上で後半11秒6─11秒5─11秒4の加速ラップ。シビアな流れだったと言えるし、上位を差し追い込み勢が占めた。ソーダズリングは道中は中団の外めを追走。外にいたメイケイエールが邪魔になるかとも思われたが、全体にスムーズな競馬ができた。しっかりと脚がたまっていたし、最後はナムラとの追い比べを制した。「先頭に立つのが少し早いかなとは思いましたが、ラストまで我慢してくれました。血統面からも短めの距離が合いますね」と武豊騎手。初めての1400mはプラスに出た格好。武豊騎手はこの勝利で38年連続JRA重賞勝ち。自身が持つ連続年度重賞競走優勝の記録を更新した。
1番人気のナムラクレアは②着。今回はプラス10㎏と先を見据えた仕上げ。レースでは無理をせず後方にいたが、4角ではソーダズリングのすぐ後ろまで進出。交わすまでには至らなかったが、1㎏重い斤量を背負ってクビ差まで追い詰めたように上々の滑り出しと言えるだろう。コムストックロードはナムラクレアを前に見る形。ナムラが動いた時も追いかけようとしていたが、内のテンハッピーローズに張られて自身も外に膨れ気味。結果、ロスが大きくなってしまったが、ラストの伸びは上々。1400mは久々だったが、まったく問題ない。メイケイエールは出遅れ、道中も折り合いに苦労していた。
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