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第59回デイリー杯2歳S 回顧

 

 

2024年11月9日(土) 6回京都3日

 7頭という少頭数になったが、同じ少頭数だった21年は後のGⅠ馬セリフォスが優勝。ここからスターホースが誕生するかもしれない。レースは前半36秒0─後半34秒1で、スローの上がり勝負。勝ったランフォーヴァウは「今回も前に馬を置いて、ラストを伸ばす形で上位に食い込めれば」といった陣営のコメント通り、中団の内でレースを進める。内々をロスなく立ち回り、1ハロン標付近で先頭に立つとそのまま押し切った。「非常に乗りやすい馬でした。折り合いはスムーズで、抜け出す時の脚も速かったですね」と坂井瑠星騎手。ドラゴンブーストは内のダイシンラーを行かせて2番手から。勝ち馬に内をすくわれた形で、ラストは右ムチで外に流れていた割によく食い下がっていた。ダイシンラーはスタートがひと息だったし、岩田望来騎手が「坂の下りであまりバランスがとれなくて、コーナーをうまく回れず、外へ逃げていました。改善の余地しかないレースでした」とコメント。それでも外からを終いを伸ばして③着だけに、これからが楽しみ。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。