2025年2月22日(土) 1回京都7日

 例年は阪神で行われるが、今年は改修工事の為に京都で開催。レースは前半35秒2─後半34秒8のミドルペース。序盤はアサカラキングが押して押してハナへ。1番人気のフォーチュンタイムはその後ろ。前者は手応え良く直線へ。後者は力みがあった。アサカラキングがそのまま押し切るかに思えたが、ゴール寸前で差される。「もうちょっとでしたね。前回で復調気配を感じましたし、今日はいい頃の雰囲気に戻って、ここ最近では状態が一番良さそうでした」と斎藤騎手。フォーチュンタイムは「いい位置でレースできましたが、折り合いを欠いた分が最後に影響した感じがします」と岩田望来騎手。ただ、今回が重賞初挑戦。それほど差はなかったし、今後の活躍に期待したい。

 勝ったのは7番人気のカンチェンジュンガ。道中は中団。外枠から馬群の外々を回る形。ロスの大きな競馬になったが、直線は外から一頭だけ違う伸び。「出した時の手応えは良く、あとはどれだけ届いてくれるかという感じでした」と幸騎手。これで上がりは4戦連続レース最速。展開ひとつでやれる脚はあったが、上がりがかかる馬場と展開で見事に結果を出した。③着ソーダズリングは中団から。勝負どころでダノンマッキンリーに蓋をされたが、4角でこれを押しのけて進路を確保。勝ち馬とは決め手の差が出たが、ダノンマッキンリーと一緒に上々の伸び。ダノンマッキンリーは外枠で前に壁を作れず、行きたがっていたが、その割には脚を使っている。今後も折り合いが鍵に。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。