2025年3月16日（日） 2回中京2日
当日は雨。芝は終日重馬場で行われた。レースはデシエルトが大逃げの形で、1000ｍ通過58秒2のハイペース。ただ、２番手のホウオウビスケッツ以下はそこまで速くなく、平均ペースぐらい。結果、２、３番手でレースを運んだクイーンズウォーク、ホウオウビスケッツのワンツー。クイーンズウォークは牡馬を相手に重賞３勝目をマークし、「これから先も楽しみです」と川田騎手。ホウオウビスケッツの岩田騎手は「理想の形で乗れたのですが、いくらか仕掛けが早かった分、脚が上がったのかな」とレースを振り返ったが、③着は引き離して十分に力は示している。キングズパレスはスタートで躓いて最後方から。いつもの終いを生かす競馬だったが、「離されない位置で競馬をしたかったです。３角過ぎから動かしていって、いい脚を使ってくれました」と池添騎手。外を回って脚を使った分か、最後は前と同じ脚色に。デシエルトは「引っ掛かったね。もう少し息を入れられるかと思ったんだけど、コーナーからムキになってしまった」と武豊騎手。馬場を考えると超ハイペースだが、それで④着に踏ん張ったようにポテンシャルは相当高い。
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