11月9日(日曜)に東京競馬場で行われた第63回GⅡアルゼンチン共和国杯(芝2500m・3歳以上・ハンデ・曇り・良馬場)はミステリーウェイ(9番人気)が優勝した。管理する栗東・小林真也調教師はJRAの平地重賞は初勝利。また騎乗した松本大輝騎手は重賞初勝利となった。ミステリーウェイは北海道千歳市社台ファームの生産馬。馬主は(有)社台レースホース。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 ミステリーウェイが主導権を握り、道中は後続を引き離しました。ただ、前半
【レース分析】 ミステリーウェイ(9番人気)はパドックの外を勢い良く、活気溢れる周回。
「正直、自信はあまりなかったんですが、自信のあるなしに関係なく、この馬の気持ちを走る方に向けさせることが仕事だと思っていました。前回、今回と大逃げする形にはなっていますが、この馬のペースで走らせた結果こうなっているだけで、この馬と一緒にしっかり走ることだけを考えていました。地道に力をつけてくれているし、5年目で成績を出していないなか乗せてもらったことに感謝しています。結果を出せて嬉しく思います。直線に向いて並ばれた時は反応が鈍いかなと思いましたが、そこまでのお釣りがあった分、最後まで伸びてくれました。これまでサポートしてくれたすべての関係者、僕に技術をつけさせてくれた馬たちに感謝したいです」と松本大輝騎手はレース後にコメント。ミステリーウェイは今年3月にオープン入り。9月の丹頂Sを制すと連勝で重賞制覇と7歳を迎えた今が最盛期と言っていいでしょう。
▲ミステリーウェイの血統表
スティンガーグラス(1番人気)は馬体に無駄肉がなく、
セレシオン(8番人気)はひと叩きで馬体は締まりましたが、動きの柔軟さが戻り切っておらず、まだ復調途上という印象受けました。レースは好位直後を追走。
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。
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