2026年2月21日(土) 1回阪神1日


開幕週でもそこまで速い馬場ではなかったが、結果は1分18秒9のコースレコード決着。前半33秒1─後半34秒5。前半33秒1は昨年の京都開催を含めた過去10年で最も速い。外を回して差し切るには厳しい展開。掲示板に載った5頭は、位置取りは別にして、いずれも内枠で道中も内めを立ち回った馬が占めた。勝ったソンシは骨折のため約1年ぶりの実戦。プラス14㎏でやや余裕残しに映る体つき。それでもレースでは好位のインでがっちり。速い流れで折り合いもついていた。直線に向いてスムーズに前を行く2頭の外に出せたし、終わってみれば後続に3馬身半差の圧勝。きっちりと人気に応えた。「何度もレースを使おうとして諦めてというのを繰り返しながら、久しぶりに競馬を走ってこれだけの内容で走れたのは本当にびっくりで頭の下がる思いです。これからも競馬場に無事に来られれば」と川田騎手。
②着には人気薄のララマセラシオンが入り、馬連は11,090円の万馬券決着。道中は中団後ろのインを追走。内にこだわった立ち回りで、4角のナムラアトムもうまくパス。その後はスムーズに捌けたし、全体的にうまくいったとはいえ、重賞初挑戦でこの走りは立派。「自分の形が作れれば最後までしっかり走れますね。勝負どころのアクシデントでブレーキがかかりましたし、そこがスムーズだったなら」と佐々木騎手。ドロップオブライトは中団の内めから。勝ち馬に離されたとはいえ、直線はジワジワと脚を伸ばして②着とは僅差。「スタートが鍵と思っていましたが、スタート良く、いいところでレースができたと思います」と松若騎手。うまく乗られているし、結果こそ出ていないが、距離1400mはまったく問題ない。
先行した4枠2頭が④着と⑤着。ディアナザールは内のアサカラキングを行かせて2番手から。重賞でもスッと先行できるいいスピードがある。4角で前に並びかけて押し切りを図ったが、勝ち馬の勢いが違い過ぎた。最後は後ろにも交わされて④着。道中で促されていたように集中力という点で課題がありそうで、団野騎手も「交わされるとやめてしまう面が強く出ています。最近はどんどんやめてしまうようになっていて、息もまったく乱れていないんです」とのこと。それでいて今回が重賞初挑戦。ある意味底が知れない。前回は控える競馬になったアサカラキングだが、やはり理想は前で運ぶ形。今回は五分のスタートから押して押してハナへ。交わされてからも渋太く抵抗。阪急杯は3年連続の出走で②②⑤着。条件も合っているのだろうが、速いペースでレースを引っ張って②着と僅差は評価できる。前走から装着しているブリンカーの効果もありそう。
2番人気のマイネルチケットは⑨着。3角手前で1列引かされたが、ペースを考えるとそう悪くはなかったはず。勝ち馬を見る位置で直線に向いて、そこから勝ち馬の内をすくおうとしたが、直線は伸びを欠いた。「いつもはモタれながら動いてくれるのですが、今日は反応が薄く、モタれる余力もなかったようです」と横山武史騎手。今日のところは気の悪さが出たのか、厳しいペースに対応できなかったのか、次走が試金石となる。横山武史騎手は4コーナーで内側に斜行したことについて過怠金50,000円(被害馬は4番)の制裁を受けた。ヤンキーバローズは直線よく伸びているが、今日の競馬では位置取りが後ろ過ぎた。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。







