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第97回 凱旋門賞(G1)

4R 第97回 凱旋門賞(G1)

パリロンシャン競馬場(フランス) 2400m 芝・右
 
【発売開始時刻】
日本時間10月7日(日)
ネット投票:午前7時00分
競馬場:午前9時30分
【発走予定時刻】
日本時間10月7日(日)午後11時05分
馬番 勝負服 馬名 アルファベット(生産国) Rt. 性齢 騎手 負担重量 調教師 ゲート
1 デフォー DEFOE (IRE) 117 牡4 A.アッゼニ 59.5kg R.ヴェリアン(英) 18
2 サルウィン SALOUEN (IRE) 114 牡4 O.マーフィー 59.5kg S.カーク(英) 7
3
カプリ CAPRI (IRE) 118 牡4 D.オブライエン 59.5kg A.オブライエン(愛) 4
4
ウェイトゥパリス WAY TO PARIS (GB) 116 牡5 G.モッセ 59.5kg A.マルチアリス(仏) 10
5
ヴァルトガイスト WALDGEIST (GB) 122 牡4 P.ブドー 59.5kg A.ファーブル(仏) 13
6
クロスオブスターズ CLOTH OF STARS (IRE) 117 牡5 V.シュミノー 59.5kg A.ファーブル(仏) 9
7
タリスマニック TALISMANIC (GB) 119 牡5 M.バルザローナ 59.5kg A.ファーブル(仏) 8
8
ティベリアン TIBERIAN (FR) 108 牡6 W.ビュイック 59.5kg A.クエティル(仏) 5
9
クリンチャー CLINCHER (JPN) 116 牡4 武 豊 59.5kg 宮本 博(日) 1
10
エネイブル ENABLE (GB) 128 牝4 L.デットーリ 58.0kg J.ゴスデン(英) 6
11
ヌフボスク NEUFBOSC (FR) 113 牡3 C.デムーロ 56.5kg P.ブラント(仏) 11
12
パタスコイ PATASCOY (FR) 114 牡3 O.ペリエ 56.5kg X.トマドゥモールト(仏) 2
13
キューガーデンズ KEW GARDENS (IRE) 121 牡3 R.ムーア 56.5kg A.オブライエン(愛) 14
14
スタディオブマン STUDY OF MAN (IRE) 115 牡3 S.パスキエ 56.5kg P.バリー(仏) 19
15
ルイドール LOUIS D’OR (IRE) 109 牡3 A.アムラン 56.5kg T.カスタネーラ(仏) 17
16
ハンティングホーン HUNTING HORN (IRE) 115 牡3 S.ヘファナン 56.5kg A.オブライエン(愛) 12
17
ネルソン NELSON (IRE) 106 牡3 M.ハシー 56.5kg A.オブライエン(愛) 3
18
マジカル MAGICAL (IRE) 111 牝3 W.ローダン 55.0kg A.オブライエン(愛) 16
19
シーオブクラス SEA OF CLASS (IRE) 118 牝3 J.ドイル 55.0kg W.ハガス(英) 15

現地主催者発表の出馬表情報

【石井大輔の見解】
 昨年より能力比較が容易で、勝つチャンスがあると感じるのはエネイブルヴァルトガイストタリスマニックの3頭。

 エネイブルは故障の影響で今年は9月のオールウェザーの1戦しか使っていないことが心配。いくら強敵クリスタルオーシャンに楽勝といっても、内容は調教変わりに近いもの。絶対能力で何とかする可能性もあるが、この臨戦過程では昨年ほどの信頼感はない。

 ヴァルトガイストは昨年で言えば②着に入ったクロスオブスターズのような勢いがある。前哨戦の勝ちっぷりがよく、馬場が渋りそうにないのも決め手を生かすこの馬にはありがたい。

 タリスマニックは今年のドバイWCを除けば11戦連続③着以内という堅実派。フォワ賞ではヴァルトガイストに屈したが、ゴール前の失速以外は好内容。いかにも本番でガラッと変わりそうな気配。

 穴で狙いたいのは近走不振でも実績のあるカプリクロスオブスターズ。実績はないが、まだ底を見せていないデフォー

 シーオブクラスキューガーデンズは脚質や3歳牡馬のレベルを考慮して軽視。

 クリンチャーはGⅠ勝ちのない日本馬がどこまで通用するのか興味深いが、馬券的には妙味がなく見送り。

3連単⑤⑦⑩→⑤⑥⑦⑩→①③⑤⑥⑦⑩
3連複なら⑦→①③⑤⑥⑩

【小林の見解】

 順に予想をつけろと言われたならば恐らくエネイブルに◎を打つ。昨年ほどの信頼度はなくても、勝たれたらやはりとなるだろう。ただ、馬券の観点からすると、実力的に強いと言っても不安を抱える人気馬から入る必要はない。これを書いている時点(17時)でヴァルトガイストタリスマニックのワイドが12倍ついている。狙いはこれ。

 大穴で狙ってみたいのがハンティングホーン。正直、ニエル賞はメンバー的にもレベル? そこで勝ってなかった馬がと思わないでもないが、石井大君が「確かに前走はフォルスストレートからずっと同じ手前で走っていましたもんね~」と話していたように伸びしろは十分にあると思う。

 クリンチャーは心情的に応援したいが、さすがに買われ過ぎ。馬券的には買いたくない。

ワイド⑤─⑦ 複勝⑯

 

 

【パリロンシャン競馬場】
 レースは右回りで施行され、大(2750m)、中(2500m)、小(2150m)の周回コースのほか、向正面の大コーナー付近から延びる引き込み線の新コース(1400m)、スタートからゴールまでを向正面で完結させる直線コース(1000m)の計5コースからなる。スタンド前の直線には設定距離によって使い分ける2つのゴール板があり、最終コーナーから手前のゴールまでは533m、奥は650mとなっている。
 凱旋門賞は大コースを舞台とし、スタート地点はグランドスタンドから見て左手奥の風車前に置かれる。コースは約1000mのバックストレッチと約900mのコーナー、そしてスタンド前の直線533mに大別される。
 コーナーは2段階に分けて回る形になり、後半のフォルスストレートが重要なポイント。下り坂で我慢してきた馬が最後の直線と勘違いして行きたがるケースがある。
 最後の直線は坂がなくフラット。例年、凱旋門賞の開催週は仮柵を外した馬場の内目の状態が良く、外を通って差し切るのは難しい。

 

 

凱旋門賞(G1)

2017年10月1日 フランス・シャンティイ競馬場

芝2400m・重・18頭

着順 馬番 馬名
1着 ⑰番 エネイブル
2着 ⑤番 クロスオブスターズ
17着 ⑮番 カプリ

 

フォワ賞(G2)

2018年9月16日 フランス・パリロンシャン競馬場

芝2400m・良・6頭

着順 馬番 馬名
③番 ヴァルトガイスト
⑤番 タリスマニック
④番 クロスオブスターズ
②番 ウェイトゥパリス
①番 カプリ
⑥番 クリンチャー

 

ニエル賞(G2)

2018年9月16日 フランス・パリロンシャン競馬場

芝2400m・良・6頭

着順 馬番 馬名
⑥番 ハンティングホーン
②番 ヌフボスク
④番 ルイドール

 

英セントレジャー(G1)

2018年9月15日 イギリス・ドンカスター競馬場

芝2900m・良・12頭

着順 馬番 馬名
1着 ②番 キューガーデンズ

 

セプテンバーS(G3)

2018年9月8日 イギリス・ケンプトン競馬場

AW2400m・良・4頭

着順 馬番 馬名
1着 ④番 エネイブル

 

ヨークシャーオークス(G1)

2018年8月23日 イギリス・ヨーク競馬場

芝2370m・良・8頭

着順 馬番 馬名
1着 ⑧番 シーオブクラス

 

仏ダービー(G1)

2018年6月3日 フランス・シャンティイ競馬場

芝2100m・重・16頭 

着順 馬番 馬名
1着 10番 スタディオブマン
2着
6番
パタスコイ
3着
11番
ルイドール
6着
15番
ハンティングホーン

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。

構成:小林